文具メーカーのコクヨの調査によると、一日の書類を探す時間はおよそ二〇分でした。これを一年間に換算すると、約八〇時間に相当します。そのほか、物品の探し物などの時間を入れれば、さらにその時間は多くなるでしょう。
会社員のNさんは、任される仕事が増えるにつれ、整理整頓を〈後でいいや〉と先のばしにすることが増え、机の上には書類が乱雑に積まれていました。
そのため、次の作業に移る度に資料を探したり、前回の作業の進捗状況を思いだしたりと、余計な時間を取られ、さらに切羽詰まるようになっていました。
そんな時、見かねた先輩から「面倒に感じても、一つひとつの仕事の後始末をきちんとしてから、次の業務に取り掛かるといい」とアドバイスされたのです。
その後、Nさんは、一つ仕事を終えるごとに書類やデータを整理し、後始末を徹底しました。その結果、業務時間は短縮され、仕事の精度も上がったのです。
Nさんの机の上は整頓され、常に気持ちよく作業できるようになり、僅かな時間でもこまめに後始末を行なう大切さを、身に染みて感じています。
今日の心がけ◆後始末をすぐに行ないましよう
「言われたらすぐにしましょう」って言ってたよね。
っていうか何かしている間に電話が来たり、用事が急に割り込みますよね。1つの仕事の後始末をしてから次の仕事をするなんて現実離れしてませんかね。
感想例
後始末をしっかり行うことが時間の節約だけでなく、仕事の精度向上にもつながることを再認識しました。今後は、Nさんを参考に、一つひとつの仕事を終えた後、すぐに整理整頓を行い、後始末を徹底することで、業務効率を上げたいと思います。常に整理整頓しておくことは、探し物を減らすだけでなく、集中力を高め、気持ちよく作業を進めることができる環境を作るためにも重要だと感じました。
机上の空論、綺麗事だ。
整理整頓(後始末?)すれば、書類を探す時間が「0」になると申しております。
いくつもの業務を同時進行でこなしている時代に、何をねごと言ってんだろうと思う。
その都度後始末をやっていたらその分の時間かかってるだろ
毎日余裕無く仕事してる人も多いんだよ
仕事の割り振りしてるのは管理職だし無理な仕事量を詰め込む経営方針に決めてるのは経営者だ
そこを変えなかったら何も変わらんだろ
気になって調べてみたら、このアンケートは2018年のものですね
もっと新しい2022年のアンケートでは一日のうち「探し物」に充てている時間は平均13.5分だそうです
書類に限定しない「探し物」で13分半ってことは、書類を探している時間は10分に満たないでしょうね、きっと
「探し物」というとデスク回りがとっ散らかってる印象ですが、10分くらいだと書類をひきだしから出すとか、PCのファイルにアクセスするとかの小さいロスの合算という感じでしょう
この程度だと、頑張ってもこれ以上は短くならない気がします
これを読む為の朝礼で毎日10分以上無駄にしてるんだが?