イメージは具現化する、といわれます。イメージにはどのような力が秘められているのでしょうか。簡単な実験をしてみましょう。
梅干を思い浮かべてください。果肉がぷっくりとして、色が鮮やかです。どんな味がするか、できるだけ具体的にイメージしてください。
梅干をリアルに想像できた人は、囗の中に唾液が出ているのではないでしょうか。このように、イメージは体にダイレクトに影響を及ぼすのです。
職場生活では、次のように応用できます。プロジェクト業務を終えたCさんは、チームの先輩から膨大な書類の整理を指示され、〈嫌だな、面倒だな〉と考えながら始めました。
Iさんは同じ場面で、〈これも大事な後始末だ。次回の参考になるように整理すれば、将来さらに良いものができる〉と捉え、喜んで取り組みました。
さて、CさんとIさんは、どちらが軽やかにスムーズに、書類をまとめることができたでしょうか。良いイメージを描いて仕事に取り組みたいものです。
今日の心がけ◆より良い方向にイメージしましょう
Iさんはコツコツと喜んで書類を整理しました。結局出来上がった物は二度と見る事が無いファイルの山でした。
一方Cさんは面倒なのでもっといい方法が無いかと考えました。デジタル化し検索性を向上させバージョン管理も出来る様にしました。
さて、CさんとIさんは、どちらが軽やかにスムーズに、書類をまとめることができたでしょうか。
面倒である事が改善の原動力である事を知りましょう。
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管理者様「正解」です。
Cさんは、面倒な仕事であり、自分一人では到底完了できないと早い段階で理解できたので、職場での共通の認識を得る必要もあり、先輩、同僚、部下の協力を得て早期に書類の整理(データ化)を完了することができました。
Iさんは、次回の参考になるように整理することを優先し、自分なりのルールで時間をかけまとめ上げました。
膨大な書類の整理を完了し、満足していたところ、人事異動による引き継ぎをすることになりました。
引継者もIさん同様な人間だったので、膨大な書類を「将来さらに良いものができる」と考え、再度、書類の整理を時間をかけ実施しました。
Cさんは効率的な業務処理と人を動かすことの重要性を理解していたので、スムーズに昇級昇格を果たしました。
Iさんは、非常に真面目であったが、何でも自分一人でやらないと気が済まない性格だったため、定年まで総務部で書類の整理を任されました・・・とさ。
イメージするなら、将来の自分のあるべき姿ををイメージし、具現化していきましょう。
まさに私もそう思います。
プロジェクトの膨大な資料ってなによ。
今時紙の資料の整理に業務取られて非効率だと気付かないのかな。
活力朝礼を思い浮かべてください。
できるだけ具体的にイメージしてください。
活力朝礼をリアルに想像できた人は、1日の仕事のモチベーションが思いっきり下がったのではないでしょうか。
このように、嫌なイメージは休みの日でさえダイレクトに体調に悪影響を及ぼすのです。
さて、CさんとIさんは、どちらが軽やかにスムーズに、書類をまとめることができたでしょうか。
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作業には取り掛かったけど、最終的に二人とも完了したの?
Iさんが要領の悪い人なら、途中であきらめて投げ出してるかも。。
取り組む姿勢が大事なの?
最後まで続けることは必要無いの?