プロゴルフの試合で実際にあった出来事です。プロの試合では、コースに持ち込めるクラブの本数は十四本までというルールがあります。あるプロゴルファーが、試合途中で、クラブの多いことに気がつきました。
ルールに従い、そのゴルファーには4打罰が科せられました。前週・前々週と優勝していたので、連続優勝がかかる中、不測の事態が訪れたのです。
試合には、選手専属のキャディーがつきます。選手にとっては試合中の唯一のサポート役であり、良き理解者・協力者でもあります。自らの責任を感じたその選手のキャディーから、翌日は辞退したいという申し出がありました。
しかし、そのゴルファーは、〈キャディーのためにも頑張ろう〉と奮起し、キャディーを変更することなくプレーを続行しました。結果、優勝には届きませんでしたが、納得のできる成績で終わることができたのです。
失敗を誰のせいにすることなく、自らが奮起する機会に変えたプロゴルファーの姿勢には、学ぶところが多くあるのではないでしょうか。
今日の心がけ◆責めるより前に進みましよう
ゴルフのルールが分からないので間違っていたらすみません。
キャディに責任があるんだったら、厳正に対処しないと他のキャディに示しが付かないでしょ。
ゴルファーが頑張るのとキャディの処分は話が別だと思いますよ。
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