自分の成長の糧になるような話を聞いて、すぐに行動に移せる人は、全体の二割程度だと言われています。
すぐに行動できない理由としては〈今のままでもいいじゃないか〉と開き直ったり、〈変わりたいけど、きっと変われない〉と悲観的になったり、〈何か大変そうだからいいや〉と諦めてしまう場合が多いようです。
では、どのようにしたら行動を起こせる人になれるでしょう。ソフトバンクの社長・孫正義氏は「まず登る山を決めなさい」と言います。これは「どのような人生を送りたいのか夢を描き、目標を立てなさい」と解釈できるでしょう。
ファッション全般を扱うブランド企業、シャネルを創業したココーシャネルは、半生を振り返って、「私の人生は楽しくなかった。だから私は自分の人生を創造した」と述べています。
居心地の良い場所で安住していたら、それ以上の人間的な成長は望めないでしょう。最初の一歩を踏み出した時に、きっと何かが変わるはずです。
今日の心がけ◆一歩踏み出してみましよう
人間的な成長って何なんだろう。
リスクを冒して何かを成し遂げた後に得られる保証でしょうか。
有名な「漁師と億万長者」の話で両者は結局最後は遊んで暮らしますが、両者で致命的に違うのは余裕です。遊んで暮らしていても余裕が無かったら何かあったら直ぐ破綻します。
ただ、億万長者になるために取ったリスクを考えた時、それは漁師の現在のリスクに比較して比べ物にならない程の大きい物だったのではないかと思うと、結局どちらの方が良いのか分かりません。
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