2017/1/30 文字のメッセージ

買手の「買」、費用の「費」、貯金の「貯」、財産の「財」など、お金に関する多くの漢字には、「貝」という文字が入っています。

その起源は、漢字が誕生した中国で、かつて「子安貝」という美しい貝が、お金として使われていたことに端を発します。

大昔、人々は、食べ物など生活に必要なものを物々交換で手に入れていました。やがて、肉や魚のような腐るものではなく、交換するのに扱いやすいものが人々から求められて、いろいろな国で現在のお金の原形が誕生しました。

日本では、稲や布地がお金として使われていた時期がありました。値段の「値」や値打ちの「値」は、稲の「ネ」から生じた言葉だという説があります。また、紙幣の「幣」には、神前に供える布という意味があるのです。

文字や言葉には、昔の人々の生きる智恵や、当時の暮らしを物語るメッセージが詰まっています。私たちの生活にプラスになるヒントもあるかもしれません。

時には、文字や言葉のルーツに思いを巡らせてみましょう。

今日の心がけ◆物のルーツを知りましょう

「会社の中でもなぜそうなっているのかが分からない決まりや手順があります。決めた理由を知る事でなぜそうしなければいけないのかを考える事が出来ます。そうする事で漠然と作業をするのではなく意味を理解して仕事が出来るのではないかと思います。」

みたいな優等生的な答えを導こうという感じがして最後の方でイラっとしますが、前半は〇じゃないですか。

職場の教養と言いつつ教養の部分が欠如していると思うんです。

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1 個のコメント

  • 誰もが知っている話なんだけれど、筆者の子供の頃には「物々交換」だったはず。
    しかし、何故か、結局は「文字・言葉」の話で締めくくる。
    お得意だね。

    「文字や言葉には、昔の人々の生きる智恵や、当時の暮らしを物語るメッセージが詰まっています。私たちの生活にプラスになるヒントもあるかもしれません。」
    と言う言い回しは、さすがに乱暴すぎる。

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