今日は「漢字の日」です。毎年、その一年の世相を表わす漢字が公募で選ばれ、発表されます。
「漢字の日」は、平成七年に、財団法人日本漢字検定協会が制定しました。日付の数字が「一二一二(いい字一字)」と読めるという語呂合わせに由来しています。また、「いい字をいち字でも覚えてほしい」との願いも込められています。
漢字は、三、四世紀頃に中国から日本に伝わってきたといわれます。そこから、日本語として独自の形で発達してきました。一文字で意味を成す漢字は、世界的に見ても、非常にユニークなものといえるでしょう。
現代は、パソコンなどの普及により、漢字を書く機会が減少しました。こうした時代にあえて礼状を手書きしたり、名前の漢字の意味を調べたりするのは意義のあることでしょう。その手間は、漢字をより身近にしてくれるはずです。
さて、昨年を表わす漢字は「安」でした。今年はどのような漢字が選ばれると思いますか。
今日の心がけ◆漢字文化を大切にしましよう
大切にしましょうって、粗末にしているわけではないと思いますが・・・。1950年に作られた中国の簡体字や、1913年韓国併合時代に識字率が著しく低かっため漢字を捨てハングルに統一した韓国に比べれば、いかに日本は漢字文化を継承して今まで大事にしてきたかというのが分かると思いますが・・・。
あと、今年の漢字とか、ユーキャン流行語大賞とか、政治的に見えて仕方ないと思いませんか。
例えば去年の「安」。
- 安倍内閣による安全保障関連法の成立が注目を集めたこと。
- 韓国人による靖国神社爆発テロ事件や旭化成によるマンション傾斜問題など住環境や暮らしに対する不安。
- イスラム国による日本人拘束事件やパリ同時多発テロ事件を受けて世界に安らぎと平安を願う思い。
- TPPに伴う食の安全への関心の高まり。
- お笑い芸人・とにかく明るい安村のギャグ「安心してください、穿いてますよ」の流行など。
安心と不安も含めて安と言うのは少し雑すぎやしませんかと言うのが去年ネットで盛り上がっていました。何を選んでも不満を言う人がいますが、民主党から自民党に政権が変わってから、現政権を批判するような政治的なメッセージがこの手のヤツに含まれているように思えてなりません。
去年の次点が、「爆」次が「戦」てすよ。
「爆買い」と「戦争法案 」だろうどうせ。と想像できるわけです。
ユーキャンの流行語10選に「日本死ね」ですよ。仮にも一般人の発言としての「保育園落ちた。日本死ね」ですよ。それを民進党の山尾志桜里が受賞して、前原誠司がTwitterで「おめでとう」なんて言ってるんですよ。
今年の漢字を含む、何かの団体が行ったキャンペーンが政治利用されてプロパガンダに利用されていないかを常に考えなければならないと思います。
今日の心がけ◆必ず疑ってみましょう
4年前から既に筆者の漢字好きは始まっていたんですね。
きっと「私は漢字に殺されても良い」くらいに思っていたのかもしれませんね。
筆者の大好きな大昔の話です。
彼氏の電話番号を電電公社に問い合わせたところ、交換手から「どんな漢字ですか」と聞かれ「背は高くて、とても優しい感じの人です」と答えたそうな。
今では「わからないこと」をスマホに聞けば、大抵は親切に答えてくれる時代です。
ただし、職場の教養を読んで聞かせても、言っている事がわかりませんと回答が返ってくるでしょう。