何か物事を習得する際、最も良い方法は何でしょうか。
水泳を例にあげると、泳ぎの苦手な人が泳げるようになるには、一見乱暴ですが、泳げなくても水の中に入ってしまうことです。
オリンピックに出るような水泳選手から、水の外で泳ぎ方のコツを学んでも、泳げるようにはならないでしょう。
これは他のスポーツや語学、芸事などにも当てはまります。まずはやってみること、その中に飛び込んでみることです。
その物事の情報はもちろん必要ですが、知識や経験値が増えるほど〈やってもうまくいかないかもしれない〉〈他人はどのようにしているのだろう〉と考えてしまって、実行に移るまでに時間を要してしまいます。
何事でも上達するタイプの人は、良いと思ったらすぐ実行に移します。充分な情報がなくても、積極的に新しいことに取り組んでみましょう。失敗してもそれが成長につながることは間違いありません。
今日の心がけ◆まずはやってみましょう
このAさんBさんパターンではないやつはあまりディスる感じがしないんです。書いている人が違うんでしょうか。
でも、すぐ行動っていうのは結構多いやつですね。たぶん月1回位はあるのではないでしょうか。たまに「思い付きの行動は控えましょう」みたいなのがあります。私の感覚としては「思い立ったらすぐ行動」が7割、「思い付きの行動は控えましょう」が3割位でしょうか。
アイザックニュートンの手紙で有名な「巨人の肩の上に立つ」とい言葉があります。偉大な先人たちの業績や研究を巨人に喩えたものです。その巨人の肩に乗って初めて新しい知の地平線が開かれるわけです。武田邦彦の言葉を借りるなら、巨人達の肩の上に乗り、そして遙か彼方の行く末を見ることができるのです。彼は良い事を言っていました。何かを勉強した後はそこがスタートであると。巨人の肩に乗り今まで見えなかったものが、やっと見えるようになったばかりであると。
少し壮大過ぎました。分かりやすく言うと「車輪の再発名」ともいえると思います。
車輪を題材にした慣用句であり、世界中で使われている。「広く受け入れられ確立されている技術や解決法を知らずに(または意図的に無視して)、同様のものを再び一から作ること」を意味する。
つまり何を言いたいかと言いますと、すでに誰かが発見したものを再び再発見しても意味がないという事です。いまさら、バタ足で両手を回転させて前に進む泳法を発見したところで、それは「クロール」ですが何か? となる訳です。何事もそうですが、最低限の知識が有って初めて挑戦して成功できるのです。それをはしょって、「まずはやってみましょう」って言うのは、成功の確率を極端に下げるだけです。最低限の基礎知識は必要です。
やっぱり、ピントの外れた今日の心がけが惜しいです。今日の文章に、
今日の心がけ◆臆せず挑戦せよ
だったら、たぶんdisって無いですよ。
これは今も時々ある内容ですね。
筆者もスマホを使ってみろ・・・と言いたくなる内容です。
それにしても支離滅裂で乱暴と言うより、間違った内容です。
「物事の習得に最良の方法」と言っていますが・・・
水泳教室では水に入って泳ぎのコツを教えています。
プールの外でいくら泳ぎの練習をしても上達しないのは当たり前でしょ。
カリキュラムに沿って順序よく練習するのが最良の方法です。
いきなり水へ飛び込めってか?馬鹿じゃないの?
「知識や経験値が増えるほど〈やってもうまくいかないかもしれない〉〈他人はどのようにしているのだろう〉と考えてしまって、実行に移るまでに時間を要してしまいます。」
だから4年経ってもスマホを使いこなせないんだ。
「何事でも上達するタイプの人は、良いと思ったらすぐ実行に移します。充分な情報がなくても、積極的に新しいことに取り組んでみましょう。失敗してもそれが成長につながることは間違いありません。」
おいおい、笑わせないでくれ。