2016/12/5 朝の風景

朝の通勤時間帯、Eさんは取引先との打ち合わせに向かっていました。

初めて訪れたその町で、人ごみの中を歩いていると、前方から、「おはようございます!」という大きな声が響いてきました。

その声に、押し付けがましいところはなく、周囲を朗らかにするような爽やかさが感じられます。きっとこの町では、お馴染みの朝の光景なのでしょう。

〈挨拶しているのは誰だろう?〉と声の主を探すと、あるビルの前に立っている警備員でした。目の前を通る一人ひとりに挨拶をしています。

業者の車がビルに入る時には、通行している人たちの安全のために、「恐れいります。車が通ります」と、一段と大きな声と動作で足を止めてもらいます。

車がビルの中に入ると、「ありがとうございました。どうぞお進みください」と通行人に一礼して、元気に挨拶を続けていました。

〈自分もまわりの人にこういう挨拶ができたらいいな〉とEさんは思いながら、足取りも軽く取引先へ向かいました。

今日の心がけ◆挨拶で周囲を明るくしましよう

あまり無いタイプですが、たまに回ってくるのがこのパターンです。

Aさんは何か良い事を見たり聞いたりして、決意だけして実行にはまだ移していないというやつです。レアパターンですね。でも1年に数回はあります。

こんなんばっかりだったらうぜぇってなるでしょう。

「おはようございます!」キリッみたいな人が居たら、いじめの対象か、良くていじられキャラですよ。いやマジな話。上下関係がはっきりしている場合は別ですが。

きれいごとを言ったら、「挨拶で周囲を明るくしよう」となりますが、結局集まっているのは人間ですから、一定の確率でいじめもありますし、さぼる奴も出てきます。風俗が無かったら性犯罪が増えるのと同じです。インドの性犯罪率が高いのは風俗が無いからだと言います。

法的にグレーな息抜きができる、パチンコとか特殊浴場があってちょうどいいんです。これは公営にしたらダメなんです。公営にした瞬間キリッにってしまって、別なアンダーグラウンドが出来上がるんです。高校生がタバコを吸うのと同じで悪い事してる感が良いんです。もしヤクザが居なくなったら、もっと事件が増えるとも言われています。必要悪です。そんなキリッな警備員の様なヤツがいっぱいいる理想郷の様な会社だったら上辺だけの糞つまらない会社になるだろうと思ってしまうわけです。たぶん書いている人もわかってるとは思うんです。

でもこれは宗教ですから、経典に書いてある事を噛み砕いてバカに分からせるって言うのも筆者の仕事の一つだと思いますが、「挨拶で周囲を明るくしよう」っておっさんがおっさんに真顔で言うところを想像してみてくださいな。”プっ”ってなるでしょ。

弟子入りしている場合は別ですよ。それは教えてもらってる訳ですから。本来であれば専門学校と同じ様に金を払うべき所ですから。キリッ

でも我々は違います。会社からお金を貰っているのではありません。労働時間を提供した対価としてお金を得ているのです。対等であるべきなのです。

後半ちょっと話がずれましたが、本文は良くても「今日の心がけ」で一気にダメになるっていいう事を伝えたかったわけです。キリッ

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1 個のコメント

  • この方の大声での挨拶は、あくまで仕事用ですよ。
    そう思うのが「普通」です。
    倫理法人会の常識は、世間では非常識なんです。

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