2021/02/11 鉛筆の芯
Nさんは、小学校一年生の息子から「お父さん、鉛筆ってどうして字が書けるの?」と質問されました。Nさんは、小さい頃にはよく使っていた鉛筆について、さっそく調べてみました。すると、鉛筆は鉛の筆と書きますが、鉛を含んでいないこ…
Nさんは、小学校一年生の息子から「お父さん、鉛筆ってどうして字が書けるの?」と質問されました。Nさんは、小さい頃にはよく使っていた鉛筆について、さっそく調べてみました。すると、鉛筆は鉛の筆と書きますが、鉛を含んでいないこ…
「口約束」とは「証文などによらない、言葉の上での約束」という意味です。この口約束を軽視してしまっていることはないでしょうか。実際に、口約束を交わした場合、当事者の申請と承諾の意思表示が合致していれば、契約は成立します。つ…
「初春の令月にして、気淑く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫らす」『万葉集』の「梅花の歌三十二首」の序文です。現在の元号「令和」の引用元となったことで、広く知られるようになりました。現代語に訳すと、「時あたかも…
一九九〇年代後半以降に生まれた世代のことを、アメリカなどでは「Z世代」(ジェネレーションZ)と呼んでいます。生まれた時点で、インターネット環境やデジタル機器が身近にある中で育っている人たちです。このZ世代が、アメリカでは…
成功への秘訣の一つに、「始めたらやめない」という実践があります。T子さんは生活環境の変化から、急激に体重が増えてしまい、ダイエットと健康のために朝夕二時間ほどのウォーキングを始めました。「歩くよりも自転車のほうが関節と筋…
古代中国で考案された、二十四節気の一つ「立春」が過ぎました。暦の上では春になり、日が長くなって、次第にどことなく春の気配を感じるようになってきます。しかし、日本各地において最も寒い時期は、「立春」の前後十日間ほどとの統計…
エアコンやエレベーターなど、私たちが普段、職場で何気なく利用しているものには、必ずほかの人の働きが介在しています。ある朝、Sさんがいつもより早く会社に出勤した際、設備会社の担当者が玄関の自動ドアを点検していました。朝の挨…
私たちの身の回りには、様々な音があふれています。それを心地よいと感じるか、ストレスに感じるかで、過ごす気分が大きく左右されます。例えば、事務系の職場内では、不必要な会話、パソコンのキーボードを打つ音、携帯電話の着信音、ド…
袖ひちて むすびし水の こほれるを 春立つけふの 風やとくらむこれは、平安時代の歌人・紀貫之が、ようやく訪れた立春を詠んだ歌です。「去年の夏、袖がぬれるようにすくった水が、冬の寒さで凍っていたのを、立春の今日の風が吹き溶…
節分の今日は、職場や自宅で「豆まき」をする人もいるでしょう。「節分」とは季節を分けると書くように、翌日の「立春」を一年の始まりとする旧暦から生まれた、呼称です。豆は「魔を滅する」に通じるところから、豆まきは無病息災を祈願…
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