2025/10/04 米百俵まつりとその精神

新潟県長岡市では、毎年秋に「米百俵まつり」が開催されます。この祭りは、収穫を祝うと共に、「米百俵の精神」を次世代へ伝えることを目的としています。
戊辰戦争(ぼしんせんそう)の際、長岡藩は激しい戦闘の末に敗れ、町は焦土(しょうど)と化し、人々の生活は困窮しました。そんな中、三根山藩(みねやまはん)から救援として「米百俵」が届けられます。
この米を受け取った長岡藩の大参事・小林虎三郎(こばやしとらさぶろう)は、藩士たちに分配せずに、教育のために使うことを決断します。彼は「どんな苦境にあっても、教育をおろそかにできない」「人づくりこそすべての根幹である」との信念があったのです。
その米を資金として設立されたのが「国漢学校(こっかんがっこう)」です。学校自体は廃藩置県により名称を失いましたが、その精神は受け継がれ、後に多くの教育機関が誕生しました。これらの学校からは近代日本の発展に貢献する人材が輩出されています。
現在も長岡市では、祭りを通じて子供たちや全国の人々に「米百俵の精神」を伝え続けています。
私たちも、このように未来へと継承していく長期的な視点を持ちたいものです。

今日の心がけ◆長期的な視点を持ちましょう

末端の社員に「長期的な視点を持て」なんて、責任転嫁も甚だしい。「会社の利益」という未来のために、社員の「現在」の生活を犠牲にしろって言ってるのと同じだ。そんなもん、精神論を隠れ蓑にしたただの搾取だろ。

感想例
目先のことだけでなく、未来を見据えて行動することの大切さを改めて感じました。日々の仕事に集中していると、どうしても目の前の業務をこなすことで精一杯になってしまい、視野が狭くなりがちです。しかし、この記事にあるように、少し先の自分や組織のことを考えて行動することが、将来のより良い結果に繋がるのだと思いました。例えば、自身の技能の向上に時間をかけたり、後輩への指導を丁寧に行ったりすることも、未来への大切な投資なのかもしれません。私も長期的な視点を忘れずに仕事に取り組みたいです。

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1 個のコメント

  • エセ倫理では、信者たちの利益のために、自分の生活を犠牲にするのは当たり前と思ってますよ。責任転嫁も同じ。

    このように有難い言葉で、人を奴隷以下に扱うのがエセ倫理です。

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