2025/09/12 先を読む

予定通りに仕事が進まない、計画通りに運ばないという経験は、誰しもあるでしょう。その要因は、体調不良や連携ミス、情報不足などの人的なものから、天候や不意の来訪者、社会情勢の変化などの不可抗力（ふかこうりょく）なものまでさまざまです。
人的要因であれば、事前に十分な準備をすることで、予定を崩さずに遂行することが可能です。しかし、外的要因となると、備えるのが難しいこともあります。
とはいえ、過去の経験を再検証したり、現状分析を念入りに行なったりすることで、何かが起こる可能性を想定し、2の手、3の手を準備することはできます。
昨今（さっこん）は特に、物価や金利の変動、人の動きやライフスタイルの変化、技術革新、法改正など、ビジネス環境がさまざまな分野で変化しています。
そのため、外的要因で予定通りに進まないこともあるでしょう。これらの環境変化を視野に入れ、あらゆる事態に備える意識を持つことが重要です。
「何か起こるかもしれない」という思考の習慣を身につけ、日ごろから想定力を磨くことは、予定や計画を遂行する大きな力になります。

今日の心がけ◆想定力を磨きましょう

「なんでそんな事も想定できなかったんだ！」じゃオマエが今から1週間先までに起こる可能性を想定してみろよ。終わってからだったら何とでも言えるんだよ。

感想例
確かに、日々の業務では思いがけないことが起こり、予定通りに進まないことも少なくありません。
「何か起こるかもしれない」と考えることは、ただ不安に思うだけでなく、次への備えに繋がる大切な心構えなのだと気づきました。例えば、一つの業務に集中している時でも、次にやるべきことの準備を少しだけ進めておくなど、ちょっとした工夫で、不意の依頼にも落ち着いて対応できるようになるのではないかと感じます。
私も、日々の業務の中で少しだけ視野を広げ、起こりうる事態を前もって考えておく習慣をつけ、より着実に仕事を進められるようにしていきたいと思いました。