2017/7/14 デスクの山 #職場の教養

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大田○○株式会社で、総務部に所属するM氏。彼のデスクの上は乱雑の極みで、社内ワーストワンと噂されるほどです。
仕事上の資料はもちろん、多くの私的な持ち物で、机の上が溢れ返っています。仕事が立て込んでくると、自ずと机の山も高くなっていき、その山を脇に押しやって作業スペースを確保する始末です。
そのような環境の中、無難に仕事をこなしているM氏ですが、小さなミスは数多くありました。微細なものだけに、彼自身や周囲も気に留めずにきましたが、ついに決定的なミスが起きてしまったのです。
それは、M氏が自社の看板広告の制作を担当した時のことです。デザインチェックを終え、一週間後に看板が現地に到着しました。それを見た関係者一同は、思わず「あっ」と声を上げました。
「大田」の社名が、「太田」になっていたのです。デザインに注意を奪われ、最も大切な社名の校正を疎かにした、M氏最大のミスでした。

今日の心がけ◆整理整頓をしてミスを防ぎましよう 

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「はぁ? デスクの上の乱雑とミスの因果関係を説明してください。」と言いたいので、その理由をめんどくさく説明します。

机の上が汚い人はPCのデスクトップも汚いですし、サーバーの共有フォルダの管理もめちゃくちゃです。そして、頭は良いのかもしれませんが、話のまとまりが無くその人が言っている事を正しく理解できない時が多くあります。

少なくとも私の周りの人の傾向ですが。

ですので、机の上は性格の表れであり、机を綺麗にしたから性格が変わるという事は無いのではないかと思います。因果関係的には、「性格」が原因で「机が乱雑」が結果です。

もう少し言いますと、「机が乱雑」と「ミス」の間には相関関係はありますが因果関係はありません。「性格」が原因で「ミス」や「机が乱雑」が結果です。

この文章を読んだほとんどの人はこのように感じると思います。

これを、「机を綺麗にすればミスは減る。机を綺麗にしよう。」と素直に思う人は、「これをすれば、こんな良い事が有る」とか「これをしないと、こんな悪い事が有る」言ういかにもな言葉に騙されるのではないかとおもいます。

この本でよく言われる「まずはやってみましょう」みたいな奴とか今回のを読むと、「うわ~マジで宗教」って感じます。無知が心の拠り所を求めて頭のいい人に搾取されるんです。

話は変わりますが、家にソーラー発電とか、詐欺師に家に来てくださいとアドバルーンを上げているようなもんですよ。もし自分が詐欺師だったら、間違いなくソーラー発電が屋根に乗っている家とか、玄関の扉が防犯性の高いものに取り換えられている家に行きますね。

 

[amzassociates]
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1 個のコメント

  • 問題は、机の上の書類の量ではありません。
    多くの私的な持ち物を置くことを許している上司です。

    机の上の書類の量と成約率が比例している優秀な営業ウーマンを私は知っています。
    その人は机の上のどこに何があるのかを正確に理解しているのです。
    ま、営業の仕方は多少問題はあったのですが、重要書類がなくなったことは一度もありませんでした。
    本当はその人に一部屋と大きな机を与えるべきだと思っていましたが、決定権は支店長にあるので何とも言えません。
    (支店長はその人を嫌っていたので・・・)

    書類の量が多く、一見山に見えていても本人が「これでも整理整頓はしている」と言えば何も言えません。
    要は実力主義、実績主義の世界ですから。

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