2018/4/29 記憶にない父の姿

二代目社長のNさんは、ある研修会で「親を大切にせぬような子は、何一つ満足にはできない」という話を聞いて大きなショックを受けました。
Nさんは、創業者である父をどうしても受け入れられずにいました。仕事一筋の父とは思い出の一つもなく、感謝することさえできなかったのです。
社長を継承後、経営が思わしくなく、〈今、こうして経営に支障が起きているのは、親を大切にしていないからだろうか〉と、父の墓参に赴いたのです。
墓前で、会社の状況を報告していると、父が幼い自分を肩車している姿が脳裏に浮かびました。しかし、そのような記憶はありません。
後日、姉に聞いたところ、「お父さんはあなたとよく遊んでくれていたよ」との言葉に〈父は自分のことを大切にしてくれていたのだ〉と涙があふれ、父に対して感謝の気持ちを持てるようになったといいます。
その後、経営も徐々に上向きになり、〈もし研修で、あのような話を聞かなかったら、今の会社も、今の自分もないのではないか〉と述懐するNさんです。

今日の心がけ◆両親に思いを寄せましよう

すみません。
立て込んでまして・・・

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1 個のコメント

  • 亡き父を用いた作り話ですね。
    大抵の2代目社長は「お坊ちゃん」なので苦労しないで成功したいと思うけれど、現実は厳しいことに気づく。
    そして、占いや宗教のような得体の知れないお助けシステムにのめり込む。
    それからは「こうしなさい」と言う一方的な指示に逆らうことなく信じ込む。
    「親を大切にせぬような子は、何一つ満足にはできない」
    んな程度でこれから会社を大きくできるわけがない。
    『親の屍を超えてゆけ』と私ならアドバイスする。

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