今年の4月に開幕した大阪・関西万博は、10月13日に閉幕しました。
万博会場では、国内外の多様なパビリオンが建設され、来場者は世界各国の文化に触れ、理解を深める機会を得ました。
今回の大阪・関西万博に限(かぎ)らず、グローバルな社会を生きる私たちは、海外から来日した多くの人々と接する機会が増えています。
こうした人々と円滑な関係を築いていくためには、異文化理解が欠かせません。住んでいる国や地域が異なれば、そこで育(はぐく)まれてきた文化も異なります。その違いを受け容れ、認め合うことが大切です。
また、自分が暮らす国や地域の文化を理解することも重要です。自分のルーツとも言える文化を知ることは、自信と誇りをもって生きていくために、欠かすことのできない要素でしょう。
日本文化を再確認するとともに、異文化理解を深め、互いの文化の良さを知ることで、より良い人間関係を築いていきましょう。
今日の心がけ◆様々な文化を受け容れましょう
職場の外国人労働者と波風立てずにうまくやれって事? この文章の本質は「文句を言わず順応しろ」って事だろ? 違う?
感想例
① 事務・管理職向け
異文化に触れる機会が増える中で、相手の背景を理解しようとする姿勢が職場でも大切だと感じました。日常の報告や相談の場面でも、相手の価値観が少し違うだけで受け止め方が変わることがあるため、自分の思い込みを抑え、丁寧に向き合いたいと思います。小さな意識の変化でも、周囲との信頼づくりに役立つよう心掛けたいと思います。
要点まとめ
・異なる価値観への理解を意識する
・報連相の受け止め方は文化差でも変わる
・自分の思い込みを抑える姿勢を大切にする
・信頼構築へつながる行動を意識する
② 技術・製造・現場職向け
文化が異なる人と働く場面では、当たり前と思っている作業手順や声掛けが伝わらないことがあると感じました。基本動作を丁寧に説明したり、互いの習慣を理解し合うことが安全や品質を守ることにつながると思います。小さな気づきでも積み重ねて、安心して働ける現場づくりに役立てたいと思います
要点まとめ
・手順の“当たり前”は文化で異なる
・丁寧な説明が安全と品質につながる
・習慣の違いを理解する姿勢を持つ
・気づきを積み重ねて安全な現場をめざす
③ 営業・サービス職向け
文化の違いを知ることは、お客様との対応でも大切だと感じました。同じ言葉でも背景によって伝わり方が変わるため、まず相手の立場を考えて行動したいと思います。表情や態度も誠意を示す手段になるので、穏やかな表情づくりも意識したいと思います。小さな心配りが信頼につながるよう努めたいと思います。
要点まとめ
・相手の文化背景で言葉の受け止め方が変わる
・立場を考えた対応を心掛ける
・表情や態度も信頼形成に影響する
・小さな心配りを大切にする

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