Aさんは、社内研修の資料を事前に会場へ郵送した際、遠方にもかかわらず、翌日に到着することに驚きました。
通信手段が発達した現代では当たり前のことのようですが、そもそも私たちがこうして郵便の恩恵を受けられるのは、前島密(まえじまひそか)という人物の功績によるものです。
「日本近代郵便の父」と呼ばれる前島は、明治初期に郵便制度を確立した人物です。当時は、手紙を安全に届ける仕組みは整っていませんでしたが、彼は国の将来を見据え、国民の生活を支える通信インフラの重要性を説きました。
その根底には、「人と人とをつなぐことが、国を豊かにする」という信念がありました。効率や便利さだけでなく、〈誰かの役に立ちたい〉という思いこそが、偉業を成し遂げる原動力となったのです。
現代に生きる私たちも、日々の仕事の中で〈誰かの役に立っているだろうか〉と自らに問いかけてみることで、働く意味に気づけるのかもしれません。
その気づきこそが、さらなる成長につながるのではないでしょうか。
今日の心がけ◆目標を掲げて仕事に取り組みましょう
歴史を都合よく神話化し、労働を美徳で上塗りするやり口、搾取の準備運動に見える。
労働者よ誇りを守れ、権利を示せ、声を上げよ!
感想例
郵便が遠くまで早く届くことを当たり前に感じていましたが、明治時代に前島密さんたちが国の将来を考えて大変な努力をして築き上げた制度のおかげなのだと知り、感謝の気持ちを持ちたいと思いました。「人と人とをつなぐ」という信念があったと書かれていましたが、私たちの仕事も、直接お客様と関わらなくても、何かの形で社会や人の生活とつながっているのだと思います。自分の業務が、巡り巡って誰かの役に立っているのかもしれないと少し想像してみることで、日々の仕事への向き合い方も変わってくるのではないかと感じました。私も自分の持ち場で責任を果たせるよう、地道に取り組んでいきたいと思います。

エセ倫理の言う〈誰かの役に立っているだろうか〉とは誰の役に立つことを指すのでしょうか?
まさか信者やエセ倫理に役に立つことを指すのではないでしょうね。
例えば普及活動。エセ倫理の役には立っているでしょう。しかし、他人名義を勝手に使うということは名義を使われた人は迷惑です。
このように信者やエセ倫理の役に立つ=人生だけではなく、家族や友人なども犠牲にすることになりますよ。
そして、働く意味に気づくどころか、自分の人生はいったい何なのか?と暗い気分になります。
エセ倫理は信者の役に立っているのでしょうけど、そのおかげで、どれだけの人が迷惑しているか?気づいた方がいいですよ。