2025/10/30 「まほろば」とは何か

日本文化に触れる中で、知っておきたい美しい言葉の一つに「まほろば」があります。これは「優れた場所」「住みやすい土地」といった意味を持つ古語で、「まほらば」や「まほら」とも言われます。
日本最古の歴史書『古事記(こじき)』には、倭建命(やまとたけるのみこと)が辞世の歌として「倭(やまと)は国のまほろば」と詠んだ場面が記されており、この歌は広く知られています。
彼は父・景行天皇(けいこうてんのう)の命を受け、西国(さいごく)の熊曾建(くまそたける)や出雲建(いずもたける)を討ち、さらに東国(とうごく)を平定するなど、武勇に優れた人物でした。しかし、任務を終えて故郷へ戻る途中で病に倒れ、能煩野(のぼの)の地で命を落とします。
その臨終の際、帰ることのできなかった故郷への思いを込めて「倭は国のまほろば」と詠んだ歌からは、無念さとともに祖国への誇りがにじみ出ています。
「優れた場所」「住みやすい土地」と感じるかは人それぞれですが、場所が人の心の拠り所となることは間違いありません。
まずは、自分の身近な環境を整えることから始めてみてはいかがでしょうか。

今日の心がけ◆職場の環境を見直しましょう

従業員の行動だけを求め、雇用側の責任の負担配分を語らない。さすがです。

感想例
「居心地のよさ」は人それぞれだと感じました。私はまず自分の机周りを整え、記録や引き継ぎを丁寧にして、小さくても落ち着ける場所に近づけたいと思います。職場全体を語る前に、自分の手が届く範囲から静かに変えていきたいと思います。背伸びはできませんが、毎日一つだけ良くしたいです。

想像の共同体――ナショナリズムの起源と流行 増補』ベネディクト・アンダーソン 著/NTT出版/ISBN: 978-4871885164。国民や郷土への一体感は「想像された」物語だと分析し、郷愁や誇りの語りが現実の権力・配分を覆い隠す危うさを示す。

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1 個のコメント

  • 職場の環境を見直しましょう?

    だったらまずは活力朝礼から見直せ。

    活力朝礼のお陰でどれだけのサービス残業が発生している?活力朝礼の感想のために寝れずに翌日の仕事に支障をきたしている人が何人いると思う?活力朝礼のお陰で急ぎの要件も後回しにされて困った取引先がいくらいる?こんなこと考えたことあるのか?

    次に信者たちが仕事を放置してまで、モーニングセミナーやエセ倫理の行事に参加するのも見直せ。

    小さい会社で、安い倫友価格の給与しか出さないのに社長の代わりができる人間なんているはずないだろうが。そして、エセ倫理の行事でロクでもないことを学んできて、職場の環境をさらに悪くする。

    さらに酷いケースになると仕事とは関係のない信者が出入りするようになる。そして、自分の社員でもないのに、パシリのようにこき使う。だから、倫友が訪問した時は社員が隠れていたり、わざと遠回りして帰社したりする(実話)。

    まあ信者たちは倫友が来社すると、得意先対応をとっとと切り上げて、倫友に熱心に対応しているようだが。

    エセ倫理に参加するような会社は、もともと職場の環境が良いとは言えないところが多いですが、小さな会社では、あまり贅沢も言えないでしょう。しかし、このエセ倫理にハマると職場環境は最悪ですよ。

    職場の環境をさらに悪くしているのは誰か?エセ倫理や信者ですよ。まずは、その点を見直しましょう。

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