2025/10/21 サツマイモ

秋が深まるこの季節に旬を迎える食材のひとつが、サツマイモです。
寒い時期に食べる焼き芋やスイートポテトなど、サツマイモは美味しいだけでなく、かつて飢饉の際に人々の命を救った「救世主」としての歴史があります。
日本列島にサツマイモが初めて伝わったのは、江戸時代初期の沖縄だとされています。沖縄本島中部に位置する北谷町の野國總管(のぐにそうかん)という人物が、1605年に中国から持ち帰ったと伝えられています。
当時、「甘藷(かんしょ)」と呼ばれていたサツマイモは、食糧不足に苦しむ沖縄の人々にとって貴重な作物となり、後に鹿児島を経由して本州へと広まっていきました。
また、野國總管と共に、サツマイモの栽培技術を沖縄全土に普及させた儀間真常(ぎましんじょう)の功績も忘れてはなりません。彼らの物語は、今も沖縄県内の小学校で児童劇の題材として取り上げられるなど、地域の歴史として大切に語り継がれています。
日常的に口にする食材にも、こうした深い歴史や人々の思いが込められています。その背景を知ることで、より味わい深く感じられるかもしれません。

今日の心がけ◆身近な食物の歴史を調べてみましょう

「何気ない日常にも感謝して、文句言わず働け」っていう企業側の“しつけ”だよなコレ。食べ物の話に見せかけて、労働美徳を植え付けるタイプの文章。飢餓を低賃金に見立て読んでみて。

感想例
サツマイモが沖縄から全国へ広まった背景には、中国から種芋を持ち帰った方と、その栽培方法を広めた方の両方の尽力があったことを知りました。どちらか一方が欠けても、今日の私たちの豊かな食生活はなかったのかもしれません。仕事におきましても、素晴らしい着想や有益な情報が一つ生まれるだけでは不十分で、それを組織全体で共有し、誰もが活用できる形にまで広めていく粘り強い働きかけが大切だと感じます。私も、得られた知識や技術を自分だけのものにせず、周囲の人々と分かち合い、共に成長していく姿勢を大切にしたいと思います。

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3 件のコメント

  • 身近な食物の歴史を調べてみる。それ自体は決して悪い事ではありません。

    でもさー、何で小学生が夏休みにやる自由研究の宿題みたいな話になってんの?
    昨日は設定と内容と構成はともかく、きちんと校正すれば割とまともな駄文だったのに。

    せめて、仕事で使うツールとか、作業手順に関する歴史とかにならなかったのでしょうか? まぁ、ソレが出来れば駄文呼ばわりなんてされませんわな。

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  • 「職場の教養」って、大人なら誰でも知っている内容を載せるよね。
    今回は昭和生まれなら誰でも知っている内容で、呼びかけの対象は小学生かな。

    1+
  • 身近な食物の歴史を調べるのも大事かもしれませんが、身近な人の犠牲を知ることの方が大事だと思いますよ。

    業績に悪影響を及ぼす活力朝礼や職場の教養、モーニングセミナーなど。

    信者たちやエセ倫理は自己満足しているのでしょうが、その陰で身近な人が犠牲になっているのを知っていますか?

    朝礼のために急ぎの電話を後回しにされた得意先。倫友価格の低賃金にも関わらずに、朝礼のためにサービス残業まで強いられている社員たち。モーニングセミナーに参加するために不要な早起きをしている家族など。他にもいっぱいいるでしょうが。

    こういう身近な人の犠牲を無視して、有難いことを言っているのがエセ倫理です。

    もしかして、倫友価格の低賃金で働く社員の救世主になるのが、この職場の教養の有難いお話と言いたいのでしょうか。

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