2025/08/03 サンゴの役割

サンゴは主に熱帯および亜熱帯地域の浅い海に生息しています。 刺胞動物(しほうどうぶつ)に分類されるサンゴは、褐虫藻(かっちゅうそう)を体内に取り込み共生しています。褐虫藻(かっちゅうそう)の光合成によって栄養を得て成長し、サンゴが石灰質(せっかいしつ)の骨格を積み重ねてできた地形をサンゴ礁と呼びます。 サンゴが放出する粘液は多くの魚類の餌となります。また、サンゴ礁は海水の浄化や防波堤として台風(たいふう)や津波(つなみ)による高波を軽減する役割も果たす他、多くの海水浴客やマリンレジャー目的の観光客を引き寄せています。 しかし、近年では地球温暖化による海水温の上昇が原因の白化現象、オニヒトデによる食害などにより、各地でサンゴの衰退が進んでいます。 自然環境を守ることの重要性は理解されているものの、自然界の生物が実際にどのような役割を果たしているのかを知る機会は少ないかもしれません。 サンゴの役割を知ることで、自然環境を守る意識も高まるでしょう。サンゴ礁は海洋生態系(せいたいけい)の基盤であり、その保護は私たちの未来にとっても重要なのです。

今日の心がけ◆自然の役割を知りましよう

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すみません。

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