2025/05/29 しなの木の布

信濃国(現長野県)の名前の由来は諸説ありますが、「しな布が多くとれた国」を意味するとの説があります。「しな布」とは、しなの木から作られた織物です。 しなの木の「しな」は、「結ぶ」「縛る」「括(くく)る」という意味のアイヌ語が語源であるとされています。「しな布」は日本最古の織物の1つとされ、縄文時代から利用されていました。通気性、耐水性に優れ、丈夫で風合(ふうあ)いが良い点が特徴です。 しかし、木の皮を剥(は)ぐことから始まる布作りは手作業で行われ、約1年を要します。樹皮から繊維を取り出し、織り上げるまで非常に手間暇(てまひま)がかかるため、化学繊維の登場や利便性を求める時代の流れから衰退していきました。 日本各地で織られていた「しな布」も、今では山形と新潟の県境の3つの村だけで生産されていますが、後継者不足から、その伝統が途絶(とだ)えようとしています。 効率も大切ですが、手間暇(てまひま)をかけることで得られる良さや味があります。それはもの作りだけでなく、人を育てることにも通じるでしょう。 人材育成でも手間暇(てまひま)を惜しまず、時間と労力、真心を投じたいものです。

今日の心がけ◆必要なことに時間を投じましょう

何が正解か分かんないんだからやりたかったらやれば良いんじゃない。
評価経済社会になったっちゃなってるようなもんだし。

必要かどうか分かるのってずいぶん後だと思うけどなww
やる前から必要かどうかなんか分かったら大金持ちだよ。

感想例
日々の業務ではつい効率ばかりを求めてしまいがちですが、品質を高めるためには、やはり丁寧に取り組む時間も必要なのだと思います。特に後輩への指導など、人を育てる場面では、焦らず、相手のペースに合わせて根気強く関わることが、結果として大きな力になるのかもしれないと感じました。これからは、目の前の作業に真心を込めて、必要な時間を惜しまずに取り組んでいきたいです。ただ、何に時間をかけるべきか、その見極めは難しいなとも思いますので、先輩方にご指導いただきながら進めていきたいです。

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4 件のコメント

  • 「効率も大切ですが、手間暇(てまひま)をかけることで得られる良さや味があります。」と言うのは趣味で語ることで、仕事(職場)で語ってはいけないことです。仕事(職場)を舐めてんな!って言われてしまいそうだね。

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  • 必要な事に時間を投じましょう

    ならこんな本を使った朝礼は無駄な時間と言う事なんですよ
    こんな本使った朝礼なんか
    なんの役に立たたないのですよ
    ホント無駄な時間

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  • 人材育成でも手間暇(てまひま)を惜しまず、時間と労力、真心を投じたいというのであれば、こんな下手な洗脳ツールを使うのをやめましょう。

    これは人材育成ではなく、飼い犬に嚙みつくような人罪を育成するような事態になっていますよ。

    活力朝礼をはじめてから、社内の人間関係がさらに悪くなっていませんか?

    それどころか取引先との関係も悪化していませんか?

    これが必要な時間というのでしょうか?

    単会の会長のように「信じる者は救われる」とエセ倫理に打ち込んだ膨大な時間=必要な時間

    結果、単会会長の会社は潰れてしまいました

    世間一般から見れば自分の首を絞めるための時間ですが、倒産する準備の時間=エセ倫理の時間は必要な時間のようです。

    3+
  • 毎度のことながら特大ブーメラン。このクソ本を読む時間なんて真っ先に切り捨てられるべきものだろう。

    1+
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