2025/05/22 見えない所で実を結ぶ

落花生の生産量日本一といえば千葉県で、都道府県別シェアの8割を超えています。そのため千葉県のイメージが強い落花生ですが、原産地は南米のペルーであり、一説には1706年に東アジア経由で日本に伝来したといわれています。

落花生はマメ科に属していますが、ほかのマメ科の植物と大きく違う点は実の生り方にあります。黄色い花を咲かせて受粉した後、枯れた花の付け根から子房柄(しぼうへい)と呼ばれる根のようなものが伸びて土の中に潜っていくのです。

深さ3~5センチに達すると、根のような先端が次第に膨らみ始めます。そこに鞘ができ、その鞘の中に落花生の豆が育ちます。

一度花を咲かせた後に、地上で実を付けずに、人知れず土の中に潜って、殻の中に2個の実が並ぶ姿を想像すると、健気(けなげ)で愛らしいだけでなく、着実に結果を残そうとする堅実さを感じさせます。

私たちの社会でも、裏方として見えない所で仕事に取り組んでいる人が大勢います。縁の下の力持ちとして支えてくれる人々の働きに感謝したいものです。

今日の心がけ◆陰の働きに感謝しましょう

じゃなんで縁の下の力持ちの影の働きが正当に評価されないんだよ。明らかに給料が違うだろ。

感想例
落花生が土の中で実をつけるように、私たちの仕事も、すぐには成果が見えなくても、誰かの役に立っているのだなと感じました。普段、自分の作業が最終的にどのように貢献しているのか実感しにくいこともありますが、今日の話にあったように、見えないところでも着実に結果に繋がっていると信じて、一つ一つの業務に丁寧に取り組んでいきたいです。また、自分自身も、普段あまり意識していないところで支えてくださっている方々の働きに気づき、感謝の気持ちを持てるようになりたいと思いました。

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4 件のコメント

  • ボランティアや裏方として見えないところで仕事に取り組んでいる大勢の人には、見返りは求めないよう「感謝」と言う言葉でチャラにされます。
    都合の良い人間たちに、いいように話の種にされます。

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  • エセ倫理では目下の者には、日の当たる場所などありません。縁の下の力持ちになりなさい。そして、私たちの要求する成果を出しなさい。成果が出たら口先で感謝するふりだけして、とことんこき使ってやります。口先だけ感謝するふりをして、次から次へと要求してきます。断れば激怒。また成果が出ない場合も容赦しませんよというのがエセ倫理の実態です。

    それでも役立たずとして、使い捨てにしてくれるのであれば、まだマシですが、エセ倫理では飼い殺しです。スーパーバイザーは、本部から「社員は絶対にクビにするな」という倫理指導を受けたようです。だから、人は使い捨てにするのはダメですが、飼い殺しにするのは正しいようです。ただし、活力朝礼に文句のある社員はクビにしろというのは、スーパーバイザー自身の倫理指導。

    お前らはエセ倫理の理屈を大人しく聞いて、その通りに動けよ。そうすれば倫友価格の安い給料を払ってやるので、食っていくには困らないだろう。ただし、エセ倫理を非難した人間はクビだ。お前らなんかロクな仕事に就けないのだから困るだろう?だから、エセ倫理を素直に聞けという理屈でしょう。

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  • 日本に自生するマメ科のヤブマメも地中果があり食べられます。落花生が特別というわけではないです。

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  • 心がけで、陰の働きに感謝しましょうと言いながら
    本文ではたったの2~3行程度しか書かれていない。
    落花生の雑学ばかり読まされて
    果たして感謝の念が湧いてくるのだろうか?
    そして感謝してばかりしていないで
    労働環境の改善や正当な評価をきちんとしてもらいたい。

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