2025/05/07 鎬(しのぎ)を削る

二者が激しく競り合っている状態を「鎬(しのぎ)を削る」と表現することがあります。 鎬(しのぎ)とは、刀などの刀剣で、その性能を高めるために設けられた刃と背の間の厚みの部分を指します。日本では中世から近世にかけて、斬り合いの際にこの部分が削れるほど激しく刀を交えたことに由来しています。

実力が伯仲(はくちゅう)した者同士が競争すると、力の差が歴然(れきぜん)としている場合や単独で行なう場合に比べて、より高いレベルに到達することができます。 鎬(しのぎ)を削るほどの激しい競争でなくとも、より高みを目指そうとする意識を持って仕事に向き合う人が多い職場では、お互いに感化し合い、さらに良いものを生み出す好循環が生まれます。

ただし、勝つことだけを目的として競争すると、勝ったことで慢心したり、威圧的な言動をとったり、仲間の失敗を責めたりすることになりかねません。 仕事中は率先(そっせん)して適度な緊張感を保ち、真剣に取り組みつつ、周りの良さを認め合う、メリハリのある職場風土を築くことが大切なのです。

今日の心がけ◆切磋琢磨(せっさたくま)しましょう

じゃ評価される仕組みを作れよ。

感想例
確かに、ライバルがいると自分も頑張ろうという気持ちになることはあると思います。ただ、勝ち負けだけにこだわると、周りが見えなくなってしまうという注意点は、その通りだと感じました。仕事では、周りの人の良いところを見習ったり、お互いに助け合ったりしながら、チーム全体として良い成果を出していくことが大切なのかもしれません。私も、周りの方々と協力し、刺激し合いながら、自分自身も少しずつ成長していけるように努力したいと思います。

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2 件のコメント

  • 殺し合いの話から始まって、最後は仲良くしましょうってか?
    「鎬を削る」と「切磋琢磨する」の2つの言葉は、相手を敵と見るか、成長を助け合う存在と見るかで決まると言えます。
    途中、論点をずらすのはお得意ですね。たまには1本筋が通った話が聞きたいものです。

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  • エセ倫理法人会では、仕事中でも得意先や社員のことよりも活力朝礼やエセ倫理の行事に真剣に取り組み、無関係の人にも迷惑をかける職場風土を作るように推奨しています。その代表例が活力朝礼です。

    活力朝礼の感想発表で切磋琢磨するような職場環境を作れとでもいうのですか?そのような環境になれば、威圧的な言動をとったり、目下の者の失敗を責める信者のコピーのような社員が増えますよ。

    ちなみに信者は勝たなくても、自分が負け組になっているのを見透かされていても、目下の者に対して、威圧的な言動をとったり、失敗どころか成果が少ないなど責めたりしています。エセ倫理では、切磋琢磨どころか虐めですよ。

    あっ、信者が切磋琢磨していることがあった。普及活動で、いかに他人名義で会員を増やすか?これはエセ倫理にとって会費も増えて好循環です。ただし、勝手に名義を使われるなど迷惑を受ける人もいますが。

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