2025/05/01 八十八夜

八十八夜は、立春から数えて88日目にあたる特別な日で、今年は5月1日です。この頃は、茶摘みや種まき、田植えなどの春の農作業が盛んに行われ、農業に従事する人々にとって大切な時期となります。

唱歌「茶摘」の歌詞には「夏も近づく八十八夜」とあります。この歌は、「八十八夜」のほかに「茜(あかね)襷(たすき)」や「菅(すげ)の笠(かさ)」など、美しい日本語の響きとともに、昔の茶摘みの様子が歌われています。

Yさんは幼い頃、祖母と一緒に「茶摘」の歌を歌いながら手遊びを楽しんだ思い出があります。

「せっせっせーのよいよいよい」と始まり、交互に手を合わせる動作は、お茶を摘む手つきを真似(まね)たもので、最後に「とんとん」と両手を合わせて終わります。

Yさんは久しぶりにこの遊びをして当時を思い出すと、懐(なつ)かしい祖母の手のぬくもりや笑顔が蘇(よみがえ)ってきました。そして、Yさんは手遊びや美しい日本語を次の世代の人たちに伝えていこうと思ったのでした。

今日の心がけ◆日本語の美しさを伝えましょう

個人のノスタルジックな思い出話に終始した挙句「美しい日本語とは何か」「なぜ伝えるべきなのか」という本質的な問いから目を逸らさせ「古き良きもの=美しいもの」という安易な情緒に訴えかけて特定の価値観を無批判に受け入れさせようとする手法。
カルト怖い

感想例
仕事で書類を作成したり、お客様や同僚と話したりする際にも、ただ用件を伝えるだけでなく、相手に失礼なく、かつ分かりやすい言葉を選ぶことが大切だと改めて思いました。状況に合わせて適切な言葉を選べるようになるのは難しいことですが、普段から少しずつ、丁寧な言葉遣いを心がけていきたいな、と思います。昔ながらの言葉の良さも意識しつつ、相手に気持ちよく伝わるコミュニケーションを目指したいです。

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3 件のコメント

  • 年寄りが昔を懐かしむ話題だ。
    祖母と一緒に「茶摘」の歌を歌いながら手遊びを楽しんだ思い出がない若い社員は、どんな感想を語ったら正しいのだろう。年寄り社長や経営者に媚びを売る内容ではなく、真に若い社員の教養となる内容を、まじめに考えてほしいものだ。

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  • 日本語の美しさを伝えましょうと言っていますが、エセ倫理法人会の伝えているエセ倫理用語からは美しさは感じられません。美しそうな日本語を使って、人を洗脳したり、騙しましょうと伝えているのならば信者たちは実践しています。しかし、下心丸出しの奴が多く、すぐに効果が出ないと本性を出すので上手くいきません。

    美しそうに聞こえて、強烈な毒針が付いているエセ倫理用語を伝えている団体に言われたくないです。

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  • つい数日前にも日本語が云々やってたよね。信者はもう忘れてるとでも思って舐めてる?月変わったからセーフ?耄碌してんのかな?

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