2025/04/08 新風を吹かせる

4月になり、新年度を迎えた会社や団体も多いことでしょう。新社会人の入社や中途採用、配置転換などにより、新たな出会いが多くなる時期でもあります。

新しい環境に身を置く人にとっては、書類や用具の収納場所、人の顔と名前、その業界特有の用語など、目に入る景色や耳に入る情報が新鮮で、慣れるまでには時間がかかるものです。

分からないことが多い状態が続くと、ストレスを抱え込んでしまいます。早く慣れるためにも、積極的に聞いたり調べたりして、覚える工夫が必要でしょう。

新しい仲間が聞いたり調べたりする姿は、迎える側にとって新鮮で嬉しいものです。時間が経つ前に、早めに不明点を解消したいものです。

迎える側としては、書類の収納場所や表示の方法、独特な用語の適切さなどを見直す良い機会でもあります。

これまで当然と思っていたものでも、視点を変えると新たな発想や改良のきっかけになります。新人の意見や提案に、積極的に耳を傾けたいものです。

今日の心がけ◆既成のものを見直しましょう

新人 「この朝礼に意味があるんですか?」
「決まっていることだから、やるんだよ。新人がそんなことを気にする必要はない。まずは言われたことをきちんとやれるようになりなさい。」

感想例
長く同じ環境にいると、それが当たり前になってしまい、もっと良い方法があるかもしれないという視点を忘れがちです。新しい人の素朴な疑問や、「なぜこうなっているのですか?」という問いかけは、もしかしたら私たちが無意識のうちに続けている非効率な点や、改善できる部分を気づかせてくれるきっかけになるのかもしれません。迎える側としても、分かりやすく説明しようとすることで、自分自身の理解が深まることもあるのかなと感じました。新しい視点を大切にして、より良い仕事の進め方を考えていけるようにしたいと思います。

イノベーションのジレンマ 増補改訂版 技術革新が巨大企業を滅ぼすとき
「既成のものを見直す」ことが、いかに阻害されるかを詳細に分析します。ご一読あれ。

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2 件のコメント

  • 倫理法人会という闇の組織の関連会社だと知って新入社員なら、その日1日で洗脳されるか、次の日には退職願を出すかのいずれかでしょうね。

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  • これまで当然と思っていた活力朝礼をはじめとするエセ倫理の理屈も、視点を変えると新たな発想や改良のきっかけになります。しかし、エセ倫理の理論では、新人や目下の者の意見や提案に、耳を傾けることはありえません。

    新入社員の例ではありませんが、新入の奴隷会員として、エセ倫理のモーニングセミナーに初参加した際に目に入った景色や耳に入った情報は異常なもので、こいつらは本当に経営者の集まりか?と思いました。基本的に上下関係の会ではないにも関わらずに、役職者などにエラそうに言われ、経営者であれば腹立つはずなのですが‥‥それを社内にそのまま持ち込んだのが活力朝礼です。

    まずは既成のエセ倫理自体を見直しましょう。

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