今年の7月に発行された新1万円札に描かれている渋沢栄一は、15歳の時に出向いた江戸で、桐の本箱と硯(すずり)箱を買って帰りました。それを見た父親は、大いに立腹し、栄一を厳重に戒めたそうです。
質素倹約を言い聞かされていた栄一は、新調する許可を得ていたとはいえ、普段使っているそれらと比べると、すこぶる華美に見えるものを購入したのです。強く戒めた父親の心意を推察した栄一は、己の判断を猛省しました。
「微を防ぎ漸を杜ぐ」とは、朱子学の『小学』という初級の教科書に記されている言葉で、「悪弊や悪事は微細な段階でこれを防ぐように努め、漸次それが拡大することを杜(ふせ)ぐことが肝要である」という意味です。
この言葉は、主に人の行動への戒めとして使われます。栄一の父は、生活にゆとりが出るほどに自分に贅沢を許してしまい、その贅沢は知らず知らずのうちに広がってしまうことから、充分に自覚せよ、と戒めたのでしょう。
自分の心得違いを諭してくれた父親の叱責は、栄一の財産となったはずです。
今日の心がけ◆相手の言動の意味を汲み取りましょう
察しろと。あと、節約しろと。
わけわからん事を言って理解してもらえなかったからって相手のせいにしてるよねこの作者。
相手に分かりやすく言えよ。前そう言ってなかったか?
感想例
些細なところから贅沢や油断が大きく膨らむことを考えると、私も仕事の中で気づかぬうちに無駄な出費や時間を重ねていないかを振り返り、小さなほころびを軽視せずに対処する姿勢を心がけたいと思いますし、その意識を高めることで目の前の課題が大きくなる前に抑えられるのではないかと思います・
1+
信者や筆者を含めた倫理法人会こそ相手の言動の意味を汲み取りましょう。
例えば、元下っ端会員企業の活力朝礼で、ある社員は職場の朝礼は嫌々丸出しで読んでいましたが、他の人が感想を言っている時でも下を向いていました。下っ端会員は「活力朝礼を嫌がっている。他の社員も朝礼が嫌なのかもしれない」と感じました。そこでスーパーバイザーに相談。すると「その社員をクビにしろ」という倫理指導を受けました。
この元下っ端会員は社員の言動とスーパーバイザーの倫理指導を汲み取って活力朝礼を中止し、最終的には倫理法人会自体を辞めました。この下っ端会員は洗脳されなかったので下っ端のままでしたが、社員の言動を世間一般的な解釈で汲み取りましたし、倫理指導をおかしな団体と汲み取ったのでしょう。スーパーバイザーに関しては、世間一般的な解釈で相手の言動を汲み取ることはできないのでしょう。
倫理法人会の世界では「エセ倫理は正義。エセ倫理を批判する者は敵」と解釈されています。エセ倫理にハマるほどに自分が人格者と勘違いしてしまい、間違いを指摘する人を敵とみなされます。だから、相手の言動の意味を汲み取ることなんてできません。
自分の心得違いを諭してくれた父親の叱責が財産となったかもしれない渋沢栄一と信者を同じレベルで語らないでください。また筆者も含めて、読者を完全に見下しているようですが、あなたたちに見下される人間が渋沢栄一のようにできるわけないでしょうが。
生活にゆとりが有る中でなら良いだろ
そのおかげで世の中にお金が回っていくんだよ
倫理の会社もそのお陰で物を買ってもらったりサービスを利用してもらってんだよ
15歳の少年が、今でいう東京へ行って、最新の文房具を買ってきたようなものでしょ。中学生が勉学のために道具を買ってきたことに対して、戒める要素なんてないと思う。その道具だって、魂が宿っているだろうし、感謝して使おうってんだから何が「微を防ぎ漸を杜ぐ」だ。スマホアプリに課金したり、闇バイトしようってんじゃないんだから。バカじゃないの?
そうですね
質素倹約するのは良い事ですね
なので生活必需品の最低限の物だけ購入して倫理会社の製品を買ったりサービスを利用しないようにしましょう