複数の成果を同時に狙い、何も得られないことを「虻蜂取らず(あぶはちとらず)」と言います。
これは獲物を捕る蜘蛛(くも)の様子が語源のようです。虻(あぶ)と蜂(はち)が同時に巣にかかり、虻を捕りに向かうと蜂が逃げようとし、蜂に向かうと虻が逃げそうになる。右往左往しているうちに、両方に逃げられてしまうという意味です。
職場や家庭においても、多くの仕事や課題を一度に片付けようとすると、結局はどれもが中途半端になってしまいかねません。
Yさんは年頭に、家庭・仕事・健康の項目でそれぞれ3つずつ目標を掲げていましたが、数年来その目標のほとんどを達成できずにいました。
ある日、先輩から「何が何でも達成したい目標だけに絞ると良い」とアドバイスされ、翌年は1つの目標だけに絞ったのです。これにより目標への道筋が明らかになると共に、集中して取り組むこともでき、念願の目標を達成できました。
「一点突破」と言われます。目の前にある仕事を、一つひとつ着実にこなすことができれば、結果として多くの成果を生むことができます。
今日の心がけ ◆目の前のことに集中して取り組みましょう
イヤイヤ、「言われた事をすぐにやりましょう」とか「空いた時間に何かをしましょう」みたいな事をずっと言ってますよね。
2018/3/26 少しの時間を味方に
今回の話とは時間のスケールが違いますが本筋は一緒。一つずつヤレとか時間を上手く使って同時にヤレとか、思いつきで自分に都合が良い事しか言わない。
あっ、
先日の職場の教養の一文です↓
「私の場合は、一行でもいいから書いてみようとパソコンのキーボードを打つようにしているんだ。すると、そこから文章を思いつくことがあるからね」
ハッとしました。
感想例
一点に集中する重要性と、同時に多くの仕事を抱える現実も忘れてはいけないと感じました。仕事を効率よく進めるには、重要な一点を見極めながらも、複数の業務をバランス良く管理していきたいと思います。一点突破を実行する場面を選ぶことの大切さを意識していきます。
大谷翔平の二刀流に憧れる時代に、話が逆行しています。
大昔の当たり前な事例を挙げられても、何も心に響きません。
著者は、一行でもいいから書いてみようとパソコンのキーボードを打つようにしているので、そこから思いたことを並べて文章にしているだけですから、いつも適当な内容なんです。しかし、伝えたいこと=登場人物の設定は絶対にぶれていません。著者も先輩からアドバイスを受けたのかもしれませんね。
上司・先輩=信者社長や先輩信者のことで優秀で非の打ち所のないような人格者。後輩=社畜・奴隷会員のことで、何もできない役立たずの連中という設定は絶対に変わることはありません。この設定は倫理法人会内部でもきちんと実行されています。ただ新規会員が平均的な信者の会社の規模よりも大きな場合は例外になりますが。
今日の内容は、あなたたち社畜や奴隷会員は、才能もないので、家庭・仕事・健康の項目で目標を掲げてもダメです。目の前にある倫理という課題を着実にこなすことが大切ですよということです。信者のように「信じる者は救われる」と取引先との約束よりも倫理の行事を優先しないとダメですと。私自身もスーパーバイザーから「モーニングセミナーに参加していれば儲かる」と倫理指導を受けました。5つほど単会がありましたが、そのすべてに参加しろと。しかし、1つの単会でも毎週参加していれば儲かるどころか、信者たちからロクでもない目に遭わされました。さらに5つの単会に参加していれば睡眠不足も重なって倒れるでしょう。まあ、倫理指導というのもこの職場の教養と同じで、単なる思いつきを、その都度、その都度言っている適当なものです。