本誌『職場の教養』を活用して朝礼を実施している会社の中には、挨拶の実習を励行している会社が多くあります。
「おはようございます」「ありがとうございます」などの挨拶の練習に加えて、「ハイ」と発声して返事のトレーニングをしている会社も多いようです。
職場において、挨拶は他者とのコミュニケーションを円滑にするために不可欠であるように、返事も重要となる場面が多々あります。
返事は大別して「反応」と「意思表示」の2種類が挙げられます。
1つ目の「反応」は、相手の呼びかけに対する合図としての返事です。2つ目の「意思表示」は、仕事を引き受けるかどうかなどの意思を示す返事です。
「意思表示」としての返事の前に、「反応」としてのレスポンスが相手に届かなければ、基本的なコミュニケーションを築くことは難しいのかもしれません。
人に呼ばれたら、間を置かずにはっきりと「ハイ」と返事をしましょう。そのような姿勢で仕事に取り組むことで、意思表示の機会を増やしたいものです。
今日の心がけ◆気持ちの良い返事をしましょう
「ハイ」と言うトレーニングみたいな「まずは従う」という行動を繰り返すことで、無意識に指示に従うようになります。最初は軽い要求でも反復によって従順さが内面化され、指示に対する抵抗が少なくなります。これにより、さらに大きな指示にも従いやすくなるのです。これを従属効果と言うようです。
怖いですねー。
感想例
普段何気なく「はい」と返事しているけれども、その一言にも意思や誠意が表れていると感じます。意識して気持ちの良い返事をすることで、周りとの連携も円滑になるように思いますし、仕事への取り組みも前向きにしたいと思いました。
『考えない練習』 小池龍之介著
心の平穏を教えてくれます。ご一読あれ。
1+
ここまで返事にこだわるのは「従わせる」目的があるのでしょうね。
管理人さんの言うとおりだと思います。
倫理法人会での気持ちの良い返事とは「はい」=絶対服従のことです。信奴隷会員や社畜は返事は拒否を反応どころか態度で意思表示しても、信者には通用しませんよ。信者は、世間一般から見ると小さな会社でも倫理で役職をもらうと自分は人格者で権力者と錯覚します。そして、一般的には信者が悪いということでも、倫理の世界では信者が正義になります。
信者を相手に基本的なコミュニケーションを築くことはできません。善悪の判断基準も一般的な常識とは違います。やってはいけないことと疑わしいことは違う。そして、自分たちがやっていることは正しいという犯罪者以下の感覚です。
信者は、自分よりも目下と見なした人間には絶対服従の関係を求めています。信者曰く、「他人を変えようとせず、まず自らが変わる学び」というのは、自らのやり口を変えて、他人を変えるための学びです。今日の職場の朝礼の内容通りです。
これを朝礼で読み上げて、感想を言わされてる会社に勤めている一人です。
この教養は「無茶な話題振られた時の返し方を練習するもの」と考えています。
提案するのがめんどくさいから誰も辞めようとも言いません。
風通しの良い意見を自由に言える会社なら、即刻こんな全く持って無意味な、何の生産性も無い朝礼読み上げなどやめるでしょう。
クソみたいな会社にこそ、このクソみたいな習慣を辞める発案が出ない。
ここ10年以内に設立した会社で、この教養を朝礼で使っている企業はあるのか?
ハイ!って返事をして、元気いいね~って褒められるのは、小学校低学年までじゃないですかね? 社会人なら返事よりもその後の行動のほうが大事ではないでしょうかね? うちの会社では、挨拶や返事のできる人が入ってきても、一年もたたないうちに次々と辞めていくのですが、何故でしょう…。
大人だから基本に立ち返って・・・と毎度言いたいのかもしれませんが、だから小学生低学年レベルの内容になっているのか?それとも筆者のレベルがそれなのか。どちらにしても、第一線で働いている大人に対して失礼極まりない。