商社で営業担当のAさんは、お得意様との商談を翌日に控えていました。
当日、Aさんは予定より三十分早く、いつもの商談場所である先方のオフィスに到着しました。そこで約束の時間まで駐車場で待つことにしたのです。
数分後、先方の社長からAさんに電話がありました。「Aさん、メールでも事前に伝えたけど、いつもの場所ではなくて申し訳ない。ご足労かけるけど隣町の事務所で待っているよ」。
Aさんはその瞬間、血の気がサッと引きました。そして今の状況を社長に伝えたのです。すると「ひょっとしたらと思って電話したんだ。時間に間に合わなくてもいいから、くれぐれも安全運転で来てほしい」と言われたのでした。
商談場所には時間までに何とか到着しましたが、Aさんは顔を紅潮させながら、自らのミスを詫びるとともに社長の心遣いに感謝の言葉を述べたのでした。
〈いつもの場所で商談〉という思い込みが、今回の失敗につながったと反省したAさん。その後、特に確認を要する事案は念入りに行なうようになりました。
今日の心がけ◆確認作業を行ないましよう
Aさんが普段からおっちょこちょいだから社長が電話してきたんでしょ。
システム的に必ず失敗しない仕組みを作らないと死ぬまでそのままだと思うよ。
感想例
Aさんのように、私も「いつも通り」と思い込んで失敗した経験があります。今回の話は、どんなに慣れた仕事でも、確認を怠ると取り返しのつかないことになるという教訓だと感じました。たった一つの思い込みが、お客様にご迷惑をおかけし、会社の信用を失墜させる可能性もあると改めて認識しました。Aさんのように、ミスを反省し、改善につなげる姿勢を見習いたいです。私も、日々の業務の中で「確認作業」を徹底し、思い込みによる失敗を防ぎたいと思います。
4+
どうでも良い話、勝手にやってくれ。
いつもと商談場所が違うなら、話を聞いた最初の時に印象が大きく残るはずだけど
Aさんは思い込みしたんじゃなくて、何も考えていないだけだよ
こういう人は良くならないから、スケジュールに、いつ、どこで、誰と、の項目が記載されなければ次の行動に移行できない仕組みを作るしかないね
でも、Aさんのような人って、そこまでやっても間違うんだよ
営業に向いてないから転職した方がいいよ
なぜ前日から話が始まったんだ?
前日にメールチェックをしなかったとか、当日に繋がる「何か」があるなら分かるけど
しかしAさんは、取引相手から見てもウッカリが多い人なんでしょうね
大きなポカをする前に、会社として何か考えた方が良いかと思いますよ
面倒くさいこの本
消えてくれ!