環境省が「クールビズ」を提唱して今年で十九年が経過しました。室温の適正化とその温度に適した軽装などの取り組みを呼びかけています。
会社員のAさんは、新入社員の頃から出勤後に社内の清掃をしています。その姿は、同僚からも好印象を持たれていました。
ある時、清掃が終わりデスクに戻ると、先輩から「いつもありがとう。ただ、もう少し身だしなみを整えてくれ」と言われました。Aさんは、ここ数日の暑さによって服装が徐々に乱れていたのです。
「クールビズ=自由な服装」ではありません。気温や職場の状況に合わせて、仕事がしやすい服装をするのが望ましいでしょう。そのうえで襟元や服のシワーヨレなどには気をつけたいものです。
身だしなみとは「頭髪や服装を整え、言葉や態度をきちんとして人に不快感を与えないようにする日常の心がけ」です。特に多くの人と接する職場においては、お互いに気持ちの良い服装を心がけましょう。
今日の心がけ◆身だしなみを確認しましよう
まてまてまて。
新入社員に掃除をさせる謎の慣習 先輩風を吹かせる謎の上司 問題はここじゃないか?
感想例
クールビズが定着して久しいですが、 クールビズは決して「何を着ても良い」というわけではありません。 Aさんのように周囲に気を配れる人こそ、TPOに合わせた服装を心がけたいものです。 私自身も、改めて襟元や服装の乱れがないか確認し、気持ちの良い職場環境づくりに貢献したいと思います。
4+
なぜか新入社員だけに、早朝の清掃をやらせているらしい。
積極的に清掃をやる社員なら、おそらく身だしなみも良いはずだ。
自由な服装をしていたせいで先輩からは嫌味を言われ、また、それを横目で見ている同僚たち。
身だしなみの前に、職場の問題は他にあると思う。
「身だしなみとは『頭髪や服装を整え、言葉や態度をきちんとして人に不快感を与えないようにする日常の心がけ』」とのことですが、先輩の言葉と態度には不快感を感じました。
「ありがとうの一言ですませず、お前も掃除しろよ」「服装については主観が占めるところもあるのですし、具体的にどこが気に食わなかったのか指摘しろよ」と思いました。
自発的に掃除をしていて好感を持たれていたはずなのに、身だしなみで台無しになったという顛末かと思いましたが。。伝えたいテーマに対してストーリーの後付けは難しい。
クールビズを否定したいんだなって解釈しました