2024/06/19 消齢化

博報堂生活総合研究所の調査「生活定点」によると、以前は大きかった世代による価値観や嗜好の違いが、年々小さくなっていることが判明しました。このような現象を「消齢化」と呼びます。
背景の一つには、インターネットやスマートフォン、ソーシャルメディアの普及があるようです。全世代が等しく幅広い情報を得られるようになったのです。
また、「年相応」などの考え方に縛られず、何歳になってもどんな趣味を持ってもいい、という風潮が広がりつつあります。
バイタリティのある元気な高齢者は、新たな分野に挑戦する傾向にあり、世代を問わず、共通の関心事や趣味を持つことができるようになりました。
今後、世代を越えて趣味嗜好や価値観の合った人との交流が加速するでしょう。多世代との交流は新しい知識や刺激を得られ、視野を広げるのに有効です。
新たなことへの挑戦は、人生を充実させるとともに、新しい技術や社会の変化に柔軟に対応する、生きる力をも高めてくれるでしょう。

今日の心がけ◆新しいことに挑戦しましよう

そんなのは自然に任せればいいだけでしょ。「新しいことに挑戦しましよう」なんて価値観を従業員に対し促すなんて「何歳になってもどんな趣味を持ってもいい、という風潮が広がりつつある」と文中で言っている事と矛盾してないですかね。

感想例
「消齢化」という言葉は初めて聞きました。インターネットやスマートフォンの普及で、皆が同じ情報を得られるようになったことや、「年相応」といった考え方が薄れてきたことが背景にあると知り、納得しました。 特に、高齢者が新たなことに挑戦しているという点は、私にとって良い刺激になりました。 年齢に関係なく、共通の趣味を持つ仲間が増えたり、世代を超えた交流が活発になれば、きっと毎日がもっと楽しくなると思います。 私も、新しいことに挑戦する気持ちを忘れずに、毎日を過ごしていきたいと思います。

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5 件のコメント

  • 「新しいことに挑戦しましょう」ってことを言いたくて、消齢化という言葉を使って(利用して)いますが、それは危険です。
    趣味嗜好の差が少なくなっているだけで、価値観は異なります。例えば、60歳代以上では、男女は結婚して子供を2〜3人もうけるべきだと考えています。しかし、年代が下がるにつれ、子供は1人でいい〜子供はいらない〜そもそも結婚する必要がない〜と異なっています。年寄りが、このことを理解していないことで、何がセクハラで何がパワハラなのかが理解されないのです。
    無理に今日の心がけに繋げようとせず、経営者や管理者に若者と接する場合は、気配り心配りが必要だと指導しましょう。

    5+
  • 「このような現象を『消齢化』と呼びます」って書いてるけど、「消齢化」ってのは博報堂が独自に作った概念で博報堂以外には通じない言葉だよ
    (今後、広がる可能性はあるけど)
    だいたい、年齢間の好みや価値観の差が無くなったら、世代間交流をしても視野を広げる効果は得られないだろうに。
    相変わらず、新しい言葉を使ってるけど意味が分かってないよね

    5+
  • 「背景の一つには、インターネットやスマートフォン、ソーシャルメディアの普及があるようです。」とありますが、
    紙媒体とラジオの時代、その後のテレビの時代でも全世代が等しく(その当時としては)幅広い情報を得ていたと思います。
    むしろ、ネットやスマホだと見たい物しか見ないので得ている情報の個人差、世代差は大きいような気がします。

    5+
  • とは言え、定年したらやろうとか考えていると歳とったら出来ないことはたくさんある
    後悔しないように今やれることは今やろう
    なんなら退職しても構わないよ

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  • 今回の話はなんだか老人向けのような印象を持ちました。定年退職後に(安い給料で)再雇用する企業が増えているのですかね。

    4+
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