2024/05/23 ちょうど良いは危ない

工場に勤務しているAさんは、社員教育で「早いは良い、ちょうど良いは危ない、遅いは論外」という約束の時間に関する考えを学びました。
Aさんが〈なぜ、ちょうど良いことは危ないのだろうか?〉と思っていた矢先、締切日に納品した二種類の製品で、ラペルの入れ違いが発覚しました。
従業員が総出ですべてのラペルを貼り直して再納品する事態になり、納期を三日も過ぎてしまいました。取引先からも厳重注意を受けてしまったのです。
Aさんの会社は創業から二十年が経ち、長年の取引先も多く、業績も安定していました。そうした慣れがあってか、納期がギリギリになったり、時には遅れをきたしたりすることもありました。
今回のトラブルを全社的に反省し、製品チェック体制の強化に加え、「遅くとも納期の前日までに納品する」ことが決まりました。
相手からの信頼を守り、予期せぬトラブルを未然に防ぐためにも、納期や訪問時間などの日時を守ることには、特に注意を払いたいものです。

今日の心がけ◆時間に余裕を持ちましよう

「ちょうど良いは危ない」と社員教育してるのにも関わらず、なんで納品日がちょうどなんですか。
それを社員の時間管理のせいにしてるんでしょうか。工程管理に問題があったんじゃないですか?

感想例
私自身も、日々の業務で「このくらいで大丈夫だろう」と、余裕のないスケジュールを組んでしまうことがありました。しかし、今回の件で、ほんの少しの油断が、お客様にご迷惑をおかけし、会社全体の信頼を失いかねないことを痛感しました。今後は、納期はもちろん、日々の業務でも時間に余裕を持ち、ミスのないよう、より一層気を引き締めていきたいと思います。

5+

8 件のコメント

  • ラベルの入れ違いの原因は、どうでもいいんですね。納期を遅れるのはダメですが、納期日はダメではないでしょ。ギリギリって言い方・・・何?
    基本的なミスがあったり、納期に遅れたりする会社が、製品チャックを強化すれば、より時間が必要でしょう。単に「納期の前日に納品」って到底無理。経営者の時間に余裕を持たせるために、従業員に無理させてどうする。

    6+
  • ラペルを貼り直して納期を三日も過ぎたのなら、納期の前日までに納品しても遅いよね
    何の解決にもなって無いよね
    これは納期の問題じゃなくて、その会社の仕事の能力が低いということでしょ

    8+
  • 確かに訪問時間は余裕を持って出発した方が精神的にいいね
    でも時間より早く行くと嫌がられるよ
    約束時間の10分前とか言ってお昼休み中でも尋ねて来るアホな取引先に一言行ってください
    作者様!

    8+
  • 「なぜ、ちょうど良いことは危ないのだろうか?と思っていた」→疑問点があったらさっさと誰かに聞けば良かったと思います。
    「職場の教養」に描かれた世界では、「尊敬する上司」や「尊敬する先輩」に伺うと、物事がうまくいくのがお約束になっているようですし。

    4+
  • 話が逆で全然入ってこないよ
    「業務への慣れから納期がギリギリや遅れることがあった」→「ある日ギリギリに納品したものにラベルの入れ違いがあった」→「ちょうど良いは危ないという教訓が生まれた」だったら分かるんだけど
    社員教育では立派なことを言ってても、実践が伴ってないって話だよね
    何、これ?

    5+
  • ミスが起こることを前提にした対策が「遅くとも納期の前日までに納品する」ってそれじゃあ根本的な問題解決になってないよね。
    プロセスの見直しと品質管理の徹底してミスを減らすのが普通でしょ。
    表面的な対応しかできない信者企業はアンポンタン。

    2+
  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

    日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)