Sさんには幼稚園に通う息子がいます。出張中に妻から、「息子がなぜか運動会で何の競技にも参加しなかった」と連絡を受けました。
出張から帰って、Sさんは息子に理由を聞いてみました。すると、「風邪で幼稚園を休んで十分に練習できなかった」「初めての運動会で恥ずかしかった」「本当は競技に出たかった」と、息子なりの理由や思いを教えてくれたのです。
その後、Sさんは妻と話し合い、家族で運動会をすることにしました。当日、それぞれが一生懸命競技に取り組んで家族運動会は大いに盛り上がり、息子は「楽しかった。来年の運動会、頑張るね」と笑顔で話してくれたのです。
Sさんは、「運動会の競技に参加するべきだった」と頭ごなしに叱ったり、「来年は参加できたらいいね」と伝えて安易に済ませたりすることなく、しっかりと息子の話を聞いて良かったと思いました。
仕事においても、相手が何かをできなかったとき、まずはどのような事情があったのかを聞き、相手の立場に立って対策を考えたいものです。
今日の心がけ◆相手によく理由を聞きましよう
前に店の事情も考えないでタブレットでの注文にいちゃもん付けてましたよね。
感想例
この話を聞いて、新人の頃を思い出しました。初めてのプレゼンで頭が真っ白になり、何も話せなかった苦い経験があります。あの時、上司は私の話をよく聞いてくれ、励ましてくれたおかげで、次のプレゼンでは成功することができました。Sさんのように、まずは相手の状況を理解し、寄り添うことの大切さを改めて学びました。私も、部下の話をじっくり聞くように心がけたいと思います。
5+
この話、どこから持ってきた?
創作美談ですか?
奥さんと息子さんとはきちんとコミュニケーションがとれていないようですね。
Sさんの帰宅を待たずに、奥さんの方で、まずはどのような事情があったのかを聞き、相手の立場に立って対策を考えられたら、良かったのではないかと思いました。
あと、「家族運動会」というのはなんか恥ずかしいです。
運動会の競技に参加しなかったって、運動会ってそう言うものだっけ?
かけっことか玉入れとか創作ダンスとか全員参加だろ?
作者はパラレルワールドの住民か?
なんかよく分からないけど、この本って子供の事情を一切聞かず甘えと判断した後にハッとして反省する系の話が割と多いよね。