厚生労働省によると、令和四年の女性の労働力人口は前年から一六万人増えて三〇九六万人となり、労働力人口総数の四四・九%を占めています。
M氏は妻と高校生の息子の三人家族で、妻は十年前から仕事に復帰しました。最近、妻は仕事が忙しいようで帰りが遅く、先に帰宅したM氏が、それまでやったことがなかった洗濯物の取り込みや料理などをする日が増えています。
今週はずっとM氏が慣れない家事に奮闘していますが、息子はゲームに夢中で手伝うそぶりも見せません。〈仕事で疲れて帰ってきて、なぜ自分だけが家事をしなければならないのか〉と苛立ちを感じました。
そんな時、妻が帰宅して「遅くなってごめんね、いま準備するから」と、一休みもせず、すぐに台所に立って夕食の支度にとりかかったのです。
その姿に〈妻はずっと文句も言わず仕事の後に家事をしてくれていたのだ〉とM氏は猛省し、その日以来、帰宅の後先に関係なく家事に取り組んでいます。
家庭でも職場でも、何事も助け合いが大切だと学んだM氏でした。
今日の心がけ◆互いに助け合いましょう
女性が働かないといけない状況になっただけでしょ。
物価が上がって給料に反映されるまではタイムラグがありますから仕方ないです。
物価と給料が上がって人手不足が続けばいずれ全体が裕福になります。少し人手不足な状況をずっと維持する事が大事だと思います。金融だ財政だとなんだかんだ言っても失業率を最低にする事が政府の仕事ですからね。そのための物価のコントロールで、その結果の為替レートでですよ。どこぞのモーニングショーみたいに為替レートがターゲットたど思っている人いませんよね?
感想例
Mさんのように、仕事と家事に追われる現代人は多いのではないでしょうか。仕事ではチームで協力し、目標達成に貢献するのが当たり前。しかし、家事となるとつい「私の役割」と固定観念にとらわれていた自分を恥ずかしく思います。Mさんのように、状況に応じて役割分担を柔軟に変え、助け合うことが大切なのだと、改めて実感しました。職場でも家庭でも、互いに助け合い、支え合うことで、より良い環境を作り上げていけると思いました。
共働きなら、ごく普通の状況であり、家事を分担して助け合うのは当たり前な話だ。今更感が強い。