アメリカで二〇〇七年に発表された心理学におけるプラシーボ効果についての論文の中で、ホテルの清掃係を対象としたある実験を紹介しています。
それは、清掃係を二組に分け、一方のグループには「あなたの仕事は良いエクササイズになっている」と伝え、もう一方へは何も伝えないというものでした。
四週間後、両者の生活は以前とまったく変化していないにもかかわらず、前者の「良いエクササイズになっている」と伝えられたグループは体重・血圧・体脂肪・ウェストとヒップの比率・肥満度のいずれもが改善傾向にありました。
対して、何も伝えられていないグループは変化がありませんでした。この結果から、意識が体内に作用して好ましい変化をもたらしたことが分かります。
これは体に限ったことではないでしょう。私たちは毎日の業務にあたる際、目的を意識せずたんたんと行なっていることはないでしょうか。
仕事を通して「自己成長できる」、「社会の役に立つ」など、自分の「意識」を明確に持てば、その思いが実際に形となるはずです。
今日の心がけ◆明確な意識を持って取り組みましよう
文中の2007年の論文がこれです。
まず、84人と少ない上にホテルの清掃係という限られた業種に限定されています。次に健康指標は客観的なデータであるのに対し運動量は被験者の主観に頼っています。
ただ、この論文を書いた二名の方は当時の時点でハーバード大学の教授で心理学分野における専門家との事です。そもそも、事前に「あなたの仕事は良いエクササイズになっている」という偽の情報を知らされていた事でより動いたか食事を制限したから改善したのであって意識だけで改善したのではない可能性もありますよね。
それは良いとして、最後の1文で「仕事に対して意識をもって取り組もうって」言ってますがその意識を持たせるのが経営者や管理職の役目ですよ。
社員は、仕事をしないで多く金を貰う事を最大化しますし、会社は金を払わないでいかに多くの仕事をさせるかを最大化させますよね。その反する目的のバランスか取れた状態が今ですよ。そのバランスを社員の意欲が沸く方にずらしたのがキーエンスでしょうねー。
感想例
私たちの仕事へのアプローチがいかに重要かを痛感しました。プラシーボ効果の例が示すように、「意識」の持ち方が実際の成果に大きな影響を及ぼすことが分かります。私はこれまで、日々の業務に自動的に取り組んでいましたが、その中で自己成長や社会貢献といった大きな目的を見失っていたことに気づかされました。今後は、明確な意識を持ち、自分の仕事がもたらす影響にもっと目を向けるようにしようと思います。私たちがただ作業をこなすのではなく、その背後にある意味や目的を理解し、価値を高めるきっかけを与えてくれました。
要するに、根拠のない思い込みをさせるってことですよね。
人によっては逆の効果もあると思いますよ。
この結果から、経営者が従業員を精神的に追い込むことも考えられます。
良いこととは思えません。
仕事を通して「自己成長できる」、「社会の役に立つ」など、自分の「意識」を明確に持って仕事をした結果、自殺した人が大勢います
自殺した人が居るという事は、それは氷山の一角で、自殺までしなくてもそこまでいく可能性のある人が更に膨大に居るということです
ブラック企業で働き続けても成長はしません
自己成長や社会の役に立つって、建前では自分も言ってしまったことあるけど、本気で思ってる人っているの?
そう言っておかないと、怒られたり首にされるから言ってるだけな人が多い気がする。もしくは、自己成長して、社会の役に立った方が稼げるとか。
これを洗脳ともいう
私のしている仕事で自己成長や社会に貢献とか
ありえません
黙々と1人機械と向き合い作業して
何処に成長や社会貢献する機会があるのでしょうか?
私はこんなカス本に影響されず
プライベートで自己成長や社会に貢献出来る団体に所属しております
仕事は金を稼ぐ場所
自己成長や社会貢献は別ですよ