2024/01/13 教えると育てる

人に教える指導と人を育てる指導では、同じ指導でも違いがあります。
教える指導は知識を伝えることであり、育てる指導は理解させるだけでなく、成長を促すように伝えることを意味します。
部下や後輩の指導をする上で、長期的に見て必要になるのは、育てる指導です。ただ単に知識を増やすだけでなく、理解力が高まる指導を意識することが相手の成長につながるでしょう。
人を育てることは、一方的な行為ではなく、双方向のコミュニケーションが必要となります。相手の状況や目標を理解し、共感し、励まし、チャレンジさせながら、見守ることも肝要です。
また、人を育成することが自身の理解をより深めることにもつながります。自分で改めて学び、それを人に伝えて成長したいものです。
教わる側もただ理解するだけでなく、学びを今後の自分自身のビジョンにつなげ、成長していきましょう。

今日の心がけ◆共に学びましよう

どういう職種を対象にしているのか分かりませんが、答えがあるような仕事であれば教えて育てる事が出来るんじゃないでしょうか。それ以外の仕事って教えたから出来るものでもないですよね。
っていうかそういう仕事の方が多いんじゃないですかね。
1割位を教えてもらったら、9割位が自力で考えて出来るようになるってのが仕事だと思うんだけどなー。
少人数の会社で、自分だけが出来る仕事を他の人に教えて育てるってほとんど無いと思います。だって自分と同じ事が出来る人は少ない方が良いに決まってますから。自分の立場が弱くなるような事を進んでする人はいませんし、自分が辞めた後の事なんてどうでもいいですからね。

行進育成をしたいのであれば、それなりのコストをかけて教える側にメリットがあるようにしないとうまく行かないでしょうねー。

感想例
教えることと育てることの違いを理解し、私自身がこれまで部下に対して一方的な知識の伝達に重点を置いていたことに気づきました。育てる指導とは、相手の理解を深め、成長を促すことであり、これは双方向のコミュニケーションを要するものです。今後は、部下や後輩の成長を促す指導方法を意識していくことが重要だと感じています。また、自分自身も学び続け、共に成長する姿勢が必要だと実感しました。