2024/01/09 日本の手仕事

「民藝運動の父」と呼ばれる思想家の故・柳宗悦氏は、「民藝」という言葉をつくりました。「民藝」は「民衆的工芸」の略語で、民芸品は「一般の民衆が日々の生活に必要とする品」という意味があります。
柳氏は名もなき職人の手から生み出された日常の生活道具は、美術品に負けない美しさがあるとし、美は生活の中にあると語りました。
例えば、山で採ったきのこや山菜を入れる竹かごのような日用品、農具、器や織物なども民芸品です。
民藝運動か興った当時は工業化が進み、柳氏は、失われていく日本各地の手仕事の文化を案じていました。民衆の暮らしから生まれた手仕事を守り育てることが、人々の生活をより豊かにしてくれると考えていたからです。
私たちの身の回りには、受け継がれてきた、日本独自の技術や様式で作られた美しい民芸品がたくさんあります。こうした日本ならではの手仕事を改めて見直したいものです。

今日の心がけ◆手仕事を見直しましよう

心の中で見直しても民芸品は消えます。なので見直すのだったら行動で示す必要があります。
民芸品を買うか作っている人に対し金銭的に支援する必要があります。
著者は率先して民芸品を見直す行動をとり、それをこの文章で公表してはどうでしょうか。

感想例
私たちの日常業務における細かな技術や努力の重要性を改めて認識しました。仕事においても、柳宗悦氏が見出したような、細部に宿る美を大切にすべきだと感じます。同時に、これまで日々の忙しさに追われ、私自身がこのような細かな部分に目を向けることが足りなかったことを反省します。私たちの仕事も、日本の伝統的な手仕事と同様、細部にこだわり、質の高い成果を目指すべきだと思います

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2 件のコメント

  • 管理人さんの言う通り、人がしてきたことを口だけで解説して、いかにも自分も関わってきたかのような文章にはうんざりします。
    毎回、他人の偉業をコピペして、最後の一行だけ「年寄りの持論」を語られても、こちらには何も届きません。

    7+
  • 手作りの民芸品には良さもありますが、非常に時間と手間の掛かる仕事であることや、職人的技術と作業の積み上げが必要です。そしてなにより売れないと生活が成り立ちません。

    その民芸も傍から見れば、なくしてはいけない仕事のように持ち上げても、維持する大変さに理解がないですよね?歌舞伎とか伝統芸能みたいに保護されているならまだしも、そんなあやふやで民芸の価値を言われてもね。

    手作業で困難な作業は機械化は進めなければならないし、人の努力で何でも済ませようという考えが時代遅れ。

    仕事自体が別に職人レベルですらないのに手間隙かける苦労ばかり多いばかりで、あまつさせプロ意識まで背負わせようとする仕事は経営者の責任回避であり、従業員を疲弊させます。淘汰されるべきです。

    1+
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