2023/12/27 渋滞での出来事

Ｆさん家族は、休日に水族館に行く計画を立て、楽しみにしていました。当日、車で目的地へ向かう途中、一般道路で渋滞に巻き込まれてしまいました。
少しずつ進むしかないと観念したものの、まったく車が動かない状況に苛立ちが募り、〈このままだと日が暮れてしまうのではないか〉と、つい何度も溜息が出てしまうＦさんでした。
暗い表情で苛立ちを隠せないＦさんの様子を見た家族は、次第に言葉が少なくなり、車内は重苦しい雰囲気に包まれました。
そんな空気を変えたのが小学生の息子の「みんなでしり取りしようよ」という提案です。その声にハッと我に返ったＦさんは、すかさず「よし、やろう」と元気よく声を発したのでした。
その後、〈渋滞はどうしようもないのだから、イライラしても仕方ない〉と、Ｆさんは冷静になっていきました。息子のおかげで車内の空気が変わったことに感謝すると共に、心を前向きに切り替えることの大切さを学んだのでした。

今日の心がけ◆心を明るく切り替えましよう

違うよ。問題から目をそらしているだけでしょ。水族館にたどり着けない可能性が高いのであれば、目的を変更して達成可能な事に変更するのが大事で、しりとりをする事じゃないですよね。
結局諦めたって事ですよ。これぞ「よかった探し」ポリアンナ症候群です。

「ポリアンナ症候群を持つ人は、否定的な事実や現実を無視して、極端にポジティブな見方をする傾向があります。これは、一見すると健康的な楽観主義のように見えるかもしれませんが、重要な問題や懸念を見逃すことにつながる可能性があります。このため、ポリアンナ症候群は、現実逃避や自己欺瞞として批判されることもあります。」

感想例
私は「状況を受け入れ、前向きに対処することの重要性」を学びました。仕事においても、予期せぬ問題や困難に直面した時、私はしばしば焦りやイライラを感じてしまいます。しかし、Ｆさんのように、状況を変えることができない時は、心の持ち方を切り替えることが重要です。今回の話で、Ｆさんが息子の提案によって気持ちを切り替えたように、私も難しい状況で冷静さを失わず、柔軟に対応することが大切だと感じました。これからは、困難な時にもポジティブな解決策を見つけ、チームの雰囲気を明るく保つよう努めたいと思います。