ある日、Aさんは後輩から、「スキルアップのために、何か資格をとった方がいいのでしょうか」と質問を受けました。
Aさんが自分たちの部署で役立ちそうな資格を思い浮かべていると、一緒に話を聞いていた同僚が「どうしてそう思ったの?」と質問しました。
それに対して後輩は「今取り組んでいるプロジェクトに必要な技術は特殊なので、今後新しい仕事に生かせるか不安です」と、心中を教えてくれました。
すると同僚は「確かにこの技術は汎用性に乏しいかもしれないけれど、保持者が少ないぶん必要な時に重宝されるはずだ。それに一つのプロジェクトを完遂する経験は何よりも得難いものだよ」と励ましました。
後輩はハッとした様子で「まず今取り組んでいることに全力を尽くします」と、晴れやかに答えたのです。このように、質問に対して順当な答えで足りる場合もあれば、質問の背景をふまえて新たな視点から回答すべき時もあるでしょう。
質問の根底にある、その人の心に思いを馳せたいものです。
今日の心がけ◆質問の意図を汲みましよう
この先輩は良い仕事をしました。若い芽を摘むのも先輩の仕事の一つです。
先輩が安心している隙に出し抜いてください。
感想例
質問に真摯に向き合い、相手の立場や悩みを理解することが大切だと思いました。仕事においても、他者の要望や不安をくみ取り、適切なサポートやアドバイスを提供することが重要で、単なる回答だけでなく、質問の裏にある本質に気づくことがチームの信頼構築に繋がるのだと思いました。
7+
質問の意図を汲み取るために、質問の根底にある、その人の心に思いを馳せる必要があるのか?
『思いを馳せるとは、心を遠くに飛ばす意味を持つ表現である。 具体的には、過去の出来事や未来の可能性、遠くの場所や人物に対して心を向ける行為を指す。 この表現は、日本語の詩や文学、日常会話などに広く用いられている。 思いを馳せる行為は、人間の想像力や記憶力を活用するもので、具体的な行動を伴わない内面的な行為である。』
この後輩は将来的に転職を考えています
特殊な仕事では潰しが効きません
何処の会社もそうですが浮き沈みが無い会社など有りません
その会社の今後に不安を覚えたときに転職をする為に何が必要か考えるのは当然の事でしょう
後輩がハッとしたのはこの先輩たちに相談しても無駄だと悟ったからでしょう
うん、だから資格はいるのかいらないのかって話じゃないですか。
イエスかノーで答えるだけでいいのにあとは自分で考えろってことですか。