薄月夜 花くちなしの 匂いけり
これは俳人の正岡子規が、雨雲で月も薄れてしまう夏半ばの夜に、ふとクチナシの花の香りを感じた様子を詠んだものです。
俳句にも表われているように、その白く可憐な姿以上に「甘い香り」の際立つクチナシ。春のジンチョウゲや秋のキンモクセイと並んで「三大香木」と呼ばれ、現在でも多くの香水に用いられています。
また、クチナシの実は黄色い色素を含有し、天然の食用着色料としても利用されています。サツマイモや栗の甘露煮、たくあんなどの着色で古くから私たちの生活を彩ってきました。
〈学生の頃に嗅いだ懐かしい花の香りだ〉〈昔食べた母の手料理の昧に似ている〉など、五感から呼び起こされる思い出も多いことでしょう。
クチナシの花言葉の一つに「喜びを運ぶ」とあるように、身近な香りや味が運んでくれる、小さな幸せを受け取りたいものです。
今日の心がけ◆五感に意識を向けましよう
ちょっと待ってよ。それって貴方が昔を懐かしんでいるだけのポエムでしょ。三大香木だのなんだの書いてますが、本筋は思い出ポエムです。
感想例
クチナシの花の匂いを意識して嗅ぐ機会はあまりありませんが、本文を読んで匂いが想像出来ました。常に五感を意識を向け、花屋や公園等で自然を感じそれを喜びとする事が出来る様になりたいものだと思いました。また、そうした”気付き”も職場で活かせるのではないかと思いました。
3+
『職場の教養』と言う名の年寄りのブログだ。
もう何でもありだよね。誰もチェックしていないんだろう。
年寄り筆者の好き勝手に作る文章に感想を言えって・・・あなた何様ですか?