2022/06/08 紫陽花

梅雨の時期、雨に濡れて色鮮やかに咲く紫陽花の美しさに心が癒やされる人も多いでしょう。
「紫陽花や昨日の誠今日の嘘」と正岡子規は詠んでいます。
色が変化してゆく紫陽花は、別名「七変化」とも呼ばれます。正岡子規の俳句は移ろいやすい人の心を紫陽花に喩えて詠んでいます。
日本原産の紫陽花を初めてヨーロッパに紹介したのは、長崎の出島に赴任していた植物学者のカール・ツンベルグです。
その後、出島のオランダ商館の医師を勤めたシーボルトは、紫陽花を愛するあまり、日本人の妻の愛称「おたきさん」にちなんだ「オタクサ」という学名をつけて彼の著書『日本植物誌』で紹介しています。
長崎では例年五月から六月にかけて、シーボルトにちなんで「ながさき紫陽花（おたくさ）まつり」が開催されます。
雨が似合う紫陽花は、日本が世界に誇る美しい花なのです。

今日の心がけ◆紫陽花の季節を楽しみましよう

興味なさ過ぎて感想言うのに困っている人が大半だと思いますが、困りましたねーw

「梅雨の沈んだ気持ちを紫陽花を見て晴らし、仕事に励みたい」みたいに言うんですかね。

私事ですが、先月庭先の紫陽花を根っこがら引っこ抜いて山に捨ててきました。理由は邪魔だからです。その場所にネギを植えました。