2020/12/02 新しい二十年
今年が終わると、二十一世紀も五分の一が過ぎたことになります。来年は今世紀の中盤へ向けた、新しい幕開けであるともいえます。このような時代の節目には、自分の身の回りの出来事について過去を振り返ることが重要でしょう。それにより…
今年が終わると、二十一世紀も五分の一が過ぎたことになります。来年は今世紀の中盤へ向けた、新しい幕開けであるともいえます。このような時代の節目には、自分の身の回りの出来事について過去を振り返ることが重要でしょう。それにより…
油断とは、気をゆるして、注意を怠ることを意味します。日々の仕事や生活の中では、勝手がわからない間は緊張して対応しているものの、慣れてくると気が緩み、思いがけないミスをしてしまうものです。十二月は師走ともいいます。師が走る…
一九八五年十一月三十日に、瀬田貞二氏の『絵本論』が発行されました。この日にちなんで、民間の図書館が本日を「絵本の日」と制定しました。『絵本論』は、日本における絵本についての基本的な概念を最初に示した作品です。その後、絵本…
Sさんが働く職場で、席替えがありました。机やキャビネットなどを移動し、部署の机の並びも変えるなど、全員が慌しく動き回っていました。Sさんも、荷物の整理や不要な資料の処分に大忙しでした。引き出しの中にある大量の資料を見て、…
「失敗」という言葉を国語辞典で調べてみると、「やってみたが、うまくいかないこと」「しそこなうこと」「やりそこない」などの言葉が並んでいます。不動産会社に勤めるAさんは、うっかりしたひと言で住宅オーナーを怒らせてしまい、四…
令和二年も終盤に差しかかりました。年初に立てた部署や個人の目標に向かってやるべきことを継続し、ゴールが見えてきた人もいるでしょう。一方で、目標に届きそうにない人には焦りが出てくる頃かもしれません。焦っていると物事を冷静に…
最近、体重が増えたせいか、疲れやすくなってきたFさんは、運動を始めようと決意しました。しかし、仕事の忙しさから、そのための時間が作れないことを理由にして、行動に移せないでいました。そのようなある日、職場の同僚が「今日は一…
最近は、聞きなれない専門用語や業界用語が増えてきました。たとえば、出版業界では振り仮名をルビ、校正原稿をゲラと呼ぶように、それを知ると新しい興味が広がるでしょう。Iさんは、虫歯予防のため定期的に歯科医院で検診を受けていま…
プロ野球の千葉ロッテマリーンズ、和田康士朗選手は育成選手枠で入団しました。〈失敗が許されない〉と、練習で自らを追い込み、ラストチャンスの一年と決めた本年六月、その努力と実力が認められ、支配下選手枠を勝ち取ったのです。和田…
古くから伝えられてきた技術や芸能などにおける手法を「流儀」といいます。職場にも流儀をもって業務に臨む人がいるでしょう。しかし、流儀にこだわりすぎると、自分本位の頑なな姿勢に陥ってしまうことがあります。室町時代の申楽師の世…
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