2020/07/17 地球にやさしく

地球は人間だけでなく、他のたくさんの動物や植物にとっても、かけがえのない場所です。共尊共生の心持ちはできているでしょうか。
近年の人間の生活や経済活動によって、森林の減少、水質汚染、ごみ問題など、地球にとって年々深刻な問題が現われています。
倫理研究所・第二代理事長丸山竹秋は、一九八五年に、地球の安泰を最高目標とする「地球人の、地球人による、地球人のための倫理」という趣旨の「地球倫理」を提唱しました。その中では、心がけさえあれば誰でもできる、「地球を救う十の実践」を提唱しています。
それは、①木を植える、②緑を大切にする、③清掃を徹底する、④ごみを持ち帰る、⑤紙を大切に使う、⑥電気を節約する、⑦ガソリンを節約する、③水を節約する、⑨水を汚さない、⑩回収し、再生する、です。
地球を守るという大きな視野に立ち、小さな行ないをゴツゴツと積み重ね、環境の保全と美化に取り組みたいものです。

今日の心がけ◆環境の保全に取り組みましよう

人間が住みやすい事が”地球にやさしい”事ですかね。

例えば、CO2が増えれば植物にとっては住みやすくなりますよね。植林をすれば人間が使いやすいまっすぐな針葉樹は増えますが、本来の広葉樹の生態系が破壊されますよね。電気ガソリンも同じですが、化石燃料を使えば数億年前に固定化された炭素が現代の地球に再放出されるわけで植物には優しいですよね。
日本の水資源は4,100億m³であり、使用されているのが809億m³です。水資源使用率は20%です。残りはただ海に流れるだけです。もったいなくないですか?節約など考える必要はないと思いませんか?

いずれにしろ、”地球にやさしい”とは実は人間に都合が良い事だったり、行動に不便を強いる事で贖罪された気持ちになっているだけではないでしょうか。

人間の存在しない手つかずの状態が最高だとお考えの様ですが、その人間も自然の一部です。つまり人間が住みやすい環境を作る事を”地球にやさしい”と言い変えているだけだと思います。

数年前に、カシノナガキクイムシが大繁殖しナラ枯れが起こりました。それはカシノナガキクイムシが起こした事で自然破壊ではありませんが、人間が同じ事をすると自然破壊となります。落雷による森林火災と焼き畑では同じ事でも焼き畑が自然破壊と言われます。この差は何なんですかね。

自国で農地を開拓し終えたヨーロッパ人が南米で今現在農地を開拓している国に自然破壊だと言うのは何なんですかね。

核保有国が北朝鮮の核開発に文句を言うのは何なんですかね。

アメリカの家族が行った和風誕生日パーティに「白人が日本人の真似をすることは、差別の助長につながる」「これは文化の盗用だ！」「子どもにこんな差別的な教育をするなんて、なんて親だ」等と批判の声が上がったって事がありましたが、自分の文化が最高だとでも考えているんでしょうか。

それはどうでも良いですが、共通して言える事は「お前は創造主にでもなったつもりか?」って事ですよ。