2020/03/24 父が着ていたコート

気温が少しずつ上かってくるこの時期、毎年、Mさんは冬物の衣類を整理します。その中には、十四年前に亡くなった父のコートがあります。
そのコートは、会社員だった父が昇進した際に、母がプレゼントしたものです。生地はカシミヤで、当時、数十万円もする高級品でした。父亡き後はそれを着る人がいなかったため、長い間ダンスにしまわれていました。
Mさんが社会人になった時、母から「お父さんの形見だから」と譲り受けました。古いコートで流行のデザインではありませんが、良質の生地で擦れているところもなく、支障なく着用できそうでした。
冬になり、それを着て会社に行くと、上司から「いいコートだね。自分で買ったの?」と尋ねられました。それまでの経緯を話すと、「亡きお父さんが、いつも傍で見守ってくれていると思って大切にしなさい」と言われました。
〈父もこのコートを着て仕事に行っていたのだ〉と思うと、心強くなり仕事への気概が高まったMさん。春には、感謝を込めてそれを丁寧にしまいます。

今日の心がけ◆思い出の品を大切にしましよう

本文を読み終えた感想は、「そうですかぁ」ですよね。ただの日記ですから。特に苛立ちは覚えませんよね。

で、今日の心がけで最後に我々に思想を押し付けてくるあたりがやっぱスゲーっすわ。ただの日記なのに。

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16 件のコメント

  • また日記だよ。
    日記をつけるのは否定しないが、職場の教養の原稿と間違えて提出してしまうのはいかがなものかと。
    編集部の人も、誤って日記が送られてきたら気づかないと。
    日記が全国に配られてしまうようなミス、どこかの段階で止められなかったのでしょうか。

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  • 思い出の品じゃなくても大切にするわ!
    そして、時には思い切って処分もする事も必要だろ!
    今日の心がけがしょうもないんじゃ!

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  • 今日も朝からイライラするな
    倫理法人会の信者ってのは、どうしてこんなにも頭がいかれてるのか
    日本の将来のためにも、社会から消えていただきたい

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  • どうして信者は他人の日記をありがたがるのでしょう。
    他人の日記を従業員に読ませて、感想まで言わせるってバカ?
    もしかして、これは教祖の日記だとかいうオチ?

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  • 平均的な話です。

    平均寿命が男性80歳とすると、Mさんのお父さんが生きていれば94歳です。
    30歳の時の子供と考えるとMさんは64歳です。
    その言いっぷりからすると、上司は5歳年上の69歳です。
    結果として、倫理法人会の定年は70・・・いやいや75歳と判断します。

    筆者を「嘱託」と勝手に判断していましたが、60歳を超えても、まだ若手のバリバリ正社員のようですね。失礼しました。
    数十万円のカシミアセーターも、ホントは高級品なんて思っていないでしょ。
    さっさと後始末しましょ!

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  • どこから突っ込んでいいか毎回大変ですね。上司に「大切にしなさい」といわれ「気概が高まった」どんな先祖崇拝、会社人間なんだよ、ほんと訳のわからない宗教。

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  • 着ているものの値段を尋ねたり、プライベートのことを詮索したりするのは、最近ではハラスメントらしいです。

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  • クソ老害が残していった負の遺産としか思えないようなシステムやルールなどを、消したり変えたりせずに大事に使えよ!という思想がプンプンしますね。

    時代遅れのモノを押し付けるのもいい加減にしろよ。こっちはどんどん進歩したいんだよ。

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  • 「いいコートだね。どこのブランド?」←まあわかる
    「いいコートだね。自分で買ったの?」←!!!????

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