ここ数年、日本では大規模な災害が多く発生し、防災意識が高まりつつあります。水や非常食の備蓄、避難訓練や防災訓練などに参加することは大切です。
マンション住まいのTさんは、毎年九月、管理組合が主催する防災訓練に必ず参加しています。十数年前、そのきっかけとなる出来事がありました。
防災訓練から一週間が過ぎたある日のことです。その日Tさんは、仕事を早く切り上げて帰宅していました。すると突然、マンションの非常ベルが鳴り響きました。咄嗟に消火器を手に取り、火元の部屋へ急行したTさん。
防災訓練で習った通り、安全ピンを抜き、ホースを持ち、レバーを握り、燃え上がる天ぷら鍋へ消火器を放射し、大事に至る前に消火することができました。
防災訓練での消火器の実習が活かされたことで、Tさんは、〈防災訓練には毎年、参加しよう〉と心に決めたのです。
〈訓練だから〉ではなく、いざという時の備えとして訓練を捉えたいものです。職場でも家庭でも、万が一の場合はその経験が必ず役に立つはずです。
今日の心がけ◆防災の意識を高めましょう
防災の意識は大事ですが、近年災害が多くなったのかを調べてみました。
内閣府が出している防災白書、平成25年のに載ってました”自然災害による死者・行方不明者数”です。
こっちが、“我が国における昭和20年以降の主な自然災害の状況”です
昭和34年まで阪神淡路大震災クラスが数年置きにありましたし、これには載っていませんが、大正12年の関東大震災では14万人が亡くなっています。
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