2019/03/31 野外の宴

春本番の麗らかな陽気に誘われて、花見やバーベキューを楽しむ機会が増えてくる季節を迎えました。
花見の名所では、晩の宴に備えて、レジャーシートが敷き詰められ、地面に織り成すパッチワークのような光景を見ることもあるでしょう。
こうした光景とは裏腹に、宴の後ひっそりと佇むのが、ゴミ箱に入りきれずに残されたゴミの山です。ビールの缶やお酒の空き瓶、テーブル代わりに使われたダンボール、ブルーシートやプラスチックのコップなど様々です。
自分の出したゴミを持ち帰ることは、花見やバーベキューのマナーとして、誰もが心がけていることかもしれませんが、なかなか難しいのが現実です。
少しでもゴミを減らす努力として、肉や野菜などは食べやすい大きさに切って味付けしておき、密封できる袋に入れるだけで、ゴミも現地での作業も減ります。
春の訪れに感謝し、花を愛でながら和歌を詠んだ、日本人の美しい心を忘れず、年に一度の花見を楽しみたいものです。

今日の心がけ◆春の訪れに感謝しましよう

和歌を詠んだのは貴族じゃないの?  当時は梅の花だと思うけど。開花は2月の中頃でしょうか。ちょっとググると桜は徳川吉宗が植樹させたのがきっかけだとか。1700年位でしょうか。江戸後期にソメイヨシノが普及しますが、その頃の花見はお重に料理を持って行って食べたそうです。

それはさておき、ほとんどの人が現場からはゴミを持って帰ると思います。ゴミはごく一部の人が置いていくのでしょう。そのゴミを置いていくごく一部の人を排除しても、次のごく一部の人が現れるんですよ。これは自然の摂理なんです。10人いたら2人がサボると同じで、必ず一定数はゴミを置いていくんです。

いくらゴミを置いていく事を規制しても必ず失敗します。発想を変えましょう。ゴミを持ち帰る人をものすごく優遇するんです。例えば公園の出口でゴミを持っていた人に商品券を配るとかです。

今まで意識をしていなかった人も持ち帰る事を意識しだせば、ゴミを置いて行っていた人も引きずられて、ゴミを置いていく人は激減するはずです。

で、さらに公園の出口のちょっと先で有料でゴミを回収するんです。配った商品券の半額程度で良いでしょう。

だって、2次会にも行きますし、公共交通機関でゴミを持って乗る訳に行かないでしょ。多分9割以上の人がお金を払ってゴミを置いていきますよ。

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