2019/03/30 魚食文化を伝える

日本人にとって海からの恩恵は計り知れません。恩恵の一つに、漁場が近いため、魚介類が容易に安価で入手しやすいことが挙げられます。
豊かな海の恵みは、世界遺産となった和食文化に不可欠な素材です。また、「青二才」「いなせ」などのように、魚を模して言葉に豊かな表現を加え、祝儀袋の熨斗といった習俗にも及びます。
しかし、日本人の魚介類の消費量は、二〇〇六年に肉類に逆転され、三十年間で街の魚屋さんの七割が廃業するなど、減少傾向にあります。
肉も魚も野菜も、大切な食材であることは言うまでもなく、これらを比較して優劣をつけるものではありません。しかし、魚が食卓から徐々に姿を消し、馴染みが薄くなってしまうことは、和食文化伝承という点でも危惧されます。
文化伝承は、その地で生きる者にとっての使命です。食材から、文化や風習を話題とすることで、先人の知恵を活かし、矜持(きょうじ)を持って次世代に伝えることができます。食材を通じて「もの」や「こと」の由来に関心を持つことが第一歩です。

今日の心がけ◆「もの」や「こと」の由来に興味を持ちましよう

食文化が不変だと思っている時点で傲慢極まりない。

ちなみに肉屋の店舗数↓。
42年間で2万6千800減ってます。割合にしたら、68% 約7割です。

自分の意見に都合が良いデータだけを持ってくるって最悪ですよ。意図的にデメリットの事しか言わない温暖化問題と一緒です。非常に腹が立ちます。

 

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