Aさんは、妻と小学二年生の子供と三人家族です。ある時、一家全員で学校からの宿題に取り組むことになりました。それは、子供の「自分年表づくりインタビュー」でした。
設問は、「子供の誕生前後の家族の状況」「一歳の誕生日頃の子供の状況」「三歳の時に一番夢中だったこと」「五歳の時の家族の思い出」「小学校に入学してから子供が変わったこと」など十項目あり、子供だけでは完成できない宿題です。
どれも、子供からインタビューされても、すぐには思い出せない設問ばかりです。「あの時はどうだったっけ?」「○○だったじゃない」「そうだったかな?・確認してみよう」と、当時の写真や手帳を見返しつつ、記憶を辿りながら項目を埋めていったのでした。
宿題には手こずったものの、家族が集まって過ごした休日に、「これまでの歩みを振り返る時間を持てたことは良かった」と実感したAさん夫婦。そして、「今年こそ、デジタルカメラの写真を整理しよう」と決意したのでした。
今日の心がけ◆時には家族間で思い出を語り合いましよう
クールビズでネクタイをしないとか、子供がいる家庭での自宅禁煙条例とか、人の権利を侵害するのもたいがいにしろと思うわけです。家族で思い出を語らない自由を侵害するなと強く言いたい。
この本の”教えを説く”と言う考えがこの本の嫌いな原因の一つです。
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