精密機械の製造工場に勤めるBさんは、年末に飛び込んできた仕事に追われて、工具の手入れを怠ったまま長期休暇に入りました。
新年を迎え、作業を始めて数時間した時に、使用していたレンチが折れてしまいました。突然のことに驚くと同時に、かつて仕事のノウハウを教えてくれた先輩の言葉を思い出しました。
「工具はね、私たちの手足となって働いてくれているんだよ。このレンチ一本がなくなったら、私たちは仕事にならないんだ。だから、どんなに忙しくても、使い終わったらちゃんと手入れをするんだよ」
仕事の手順から心得まで教えてくれた先輩を、当時は〈囗うるさい人だな〉と思っていたBさんでしたが、仕事を任せられるようになると、先輩の言葉の重要性がわかるようになり、その後は教えを守るように努力していました。
〈今の自分を見たら、また丁寧に教えてくれるんだろうな〉と、先輩の姿を思い出しながら、Bさんは工具の手入れを徹底しようと決意しました。
今日の心がけ◆身近な道具を大切にしましよう
レンチは手入れをしないと折れますからねー(棒)
手入れを怠らない事が大事です(棒)
で、レンチってどういう手入れをすればいいんですか?
私は1回も折った事が無いんですが、どうやったら折れるんですか? パイプでもかまして力任せに使ったんでしょうか。
大事に使うって手入れをするって事より、工具の使い方を知るって事ですよ。毎日油を付けて磨いたって壊れるまで力をかけたら壊れるんです。
どの程度で壊れるかを感覚的に理解していない人がたまにいるんですよ。
例えばタイヤのナットを力任せに締めてハブボルトを折る人とか。
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同感です。レンチって手入れしないと壊れる物でしょうか?私は何十年も手入れ無しで使っていますが壊れません。というよりは手入れの方法がわかりません。