Aさんが友人と飲食店へ行った時のことです。カウンター席に通された二人は、料理を注文し、談笑していました。
ほどなくして、席まで料理が運ばれてきました。通常はカウンター越しに料理を出されることが多かったので、新鮮に感じて、そのことを尋ねてみました。
すると、店長から「あくまでもうちの店の場合ですが、たとえ手間がかかっても、お席まで料理を運ぶようにと教えています」と返事が返ってきました。
「もし熱い料理をカウンター越しに渡して、お客様が火傷でもされてはいけませんから。心を込めて応対すれば、手間を惜しむ気持ちにはならないものです」。その言葉を聞いたAさんは、一瞬でこの店のファンになりました。
人材総合サービスを提供するエンージャパンが実施したアンケートによると、「上司に期待していること」の第一位は「明確な判断をしてくれること」でした。
人間教育の最後の砦は企業と言われます。部下や後輩の成長を願いつつ、愛のある教育に力を注ぎましょう。
今日の心がけ◆後進の育成に愛情を込めましょう
店長の恩着せがましい話はさておき、上司に期待している事は「明確な判断をしてくれる事」って、期待しないとダメですか? それがデフォルトじゃないんですか?
これがエンージャパンのアンケート結果です。
期待している事ですので、逆説的に言えば、これが出来ていない上司が多いという事だと思います。
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