2018/12/27 困ったお客様

I社は中古マンションのリフォームを手がける建築会社です。
ある日、新規の発注者から突然、大幅な値引きの打診がありました。今の値段で納得してもらうよう交渉に当たりましたが、頑として首を縦に振りません。
I社の社長は、尊敬する同業の先輩にアドバイスを求めました。すると、[相手の話をしっかり聞くこと。お互いの妥協点を見定めて、交渉に当たること。それでも平行線を辿るなら、思い切って話を断りなさい」と言われたのでした。
社長はハッとしました。一方的に自社の正当性だけを訴えて、実は相手の言い分を聞いていなかったことに気づいたからです。
値引きの打診に至る話をしっかり聞いた上で、相手の思いを汲み取り、妥協できる金額を再提示すると、先方はあっさりと納得してくれました。さらには、値引き分を別注文で補うことも提案してくれたのです。
無理難題を言う相手に、主張を貫くことだけが正解とは限りません。相手の言葉に耳を傾け、心の奥底にある思いを受け止める姿勢も求められるでしょう。

今日の心がけ◆まずは相手の話に耳を傾けましよう

相手に自分が間違っているかもしれない。相手の言う事は正しいかもしれない。と思わせて、こちらの思い通りの条件を引き出すというテクニックが存在していて、気が付かないうちに相手の思うつぼっていう可能性も少しは考えてみてください。

常に疑って裏を取りながら話は進めないと後で酷い目に合います。個人的に今年は失敗しました。この前弁護士に行ってきましたが知り合いに160万円ほど騙し取られました。

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