2018/11/14 速さより早めに

Tさん一家は、妻の実家に車で帰省をする際に、高速道路を利用します。走行車線を走っていると、何台もの車が、もの凄いスピードで追い抜いていきます。
Tさんが「そんなにスピードを出さなくても」と言うと、妻が「そうよね、あんなにスピードを出して、他の車を巻き込んでの事故にでもなったら大変よ」と、いつもお決まりの言葉を返します。
このような会話をするのは、自分たちへの戒めでもあります。実はTさんも、ほんの数年前までは、もの凄いスピードを出して走っていたのです。
ところが、ある時、警察の取り締りを受けたのでした。「急いでいたもので、つい……」とTさんが言い訳をすると、警察官は「命は一つしかありませんよ」と諭すように言葉を返したのでした。
自分の運転を反省したTさんは、それ以来、車を運転する時には早めに準備を済ませ、余裕を持って出発するようになりました。
その姿勢が、仕事にも活きてくるようになったことはいうまでもありません。

今日の心がけ◆早めの準備と行動を心がけましよう

距離が短かったらたいした時間短縮にはならないでしょう。
平均速度で10%違っていても1時間で6分しか差が出ません。

借りに、全行程の50%が信号や渋滞で残りの50%が他の車を追い越せる状態だとしましょう。
その場合、平均速度を10%早くしたいなら、渋滞や信号以外の部分で20%他より早い必要があり、60km/hの所を80km/hで走る必要があります。

20km/hの速度違反で6分の短縮は諸々のリスクを負って得る価値があるかという事です。

ただ時間で使われているだけの社員が追うリスクではないと私は思います。私は仕事では絶対にスピード違反はしません。事故や警察から捕まるリスクを負ってまで、仕事を早く終わらす事によるリターンが一切無いからです。

あと、最後の一分、「その姿勢が、仕事にも活きてくるようになったことはいうまでもありません。」ここが気に食わないんです。

余裕をもって早めに仕事を終わらせたらもっと仕事を詰め込まれます。結果としていつもギリギリ状態を維持されます。毎日残業で土日も出て納期より早く仕事を終わらせても余裕なんか出来た試しが有りません。

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